第十八話 闇闘士の塔!女闇闘士の挑戦!!
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ンリストを外し上へ投げた。
するといつの間にか天井に居た霧也がそれを受け止めると余りの重量に驚いていた。
「何と言う重さ・・・並の人間なら動くことすらままならない・・・それを常につけていたなんて・・・」
霧也に気付かない大河はそのままライブラの剣を引き抜き雄大な構えをとった。
真っ向から来るレイルの技を真正面から薙ぎ払った。チャクラムはレイルの元に戻ると再び技の体制に入った。
「それがあなたの本来の実力・・・だがいくらライブラの剣とはいえ、にわか仕込みの使い手があなたではナマクラ以下です!!」
レイルの技が再び大河に襲い掛かろうとしたその時・・・
風が吹いた
「風魔烈風剣!!」
ライブラの剣から放たれた一閃はレイルの技を押し返しチャクラムを粉々に砕いた。同時にレイルも吹き飛ばされるがフィニッシュブローの領域に達していない剣では倒すことは出来ない。
レイルは再び飛び掛かろうとするが剣を持っていない大河が潜り込む方が早かった。
「ブーメランフック!!」
大河の左拳から放たれるブーメランフックがレイルの身体を捕え大きく吹き飛ばした。
「がは!ああ・・・」
地面に倒れ込むレイルは小宇宙を維持できなくなり消滅を始めるが・・・大河の左腕に激痛が走った。
「く・・・う・・・」
完治していない左腕はフィニッシュブローの反動に耐え切る事が出来ないのか・・・だが大河は立ち止まるわけにはいかずライブラの剣を拾い上げ先に進もうとすると苦し紛れにレイルが話した。
「ふ・・・ふふ・・・最後にもうひとつ教えてあげましょう・・・私たちの目的はカイザーナックル・・・そしてあなたの左腕です」
大河の最大の武器にして弱点でもある左腕・・・その左腕が再起不能になってしまえば大河は戦う術を失ってしまう。
だがそんな事には構っていられない大河は次の階へと足を運ぶと同時に消滅するレイルだった。
一方
「開ーけーろ!たのもー!!」
ガンガンガンガンガン!と闇闘士の塔の扉をたたき続ける岩鉄の姿があった。
「ちきしょ!こん中に入れなかったら虎に聖衣を渡せねぇじゃねぇか!!」
あまりに大きな音を出して扉を叩いていると一つの影が舞い降りた。
「・・・うるさいな・・・全く招待されていないのに来るなんて無粋だね」
舞い降りたのは金髪のボブカットの女闇闘士だった。
「おめえ!いったい何もんだ!?」
「ボク?・・・ボクはアマテラス4姉妹が一人・・・」
女闇闘士の一人称を聞いた岩鉄は・・・
「『ボク』だと・・・それにその身体・・・お前!オカマか!」
その瞬間稲妻が落ちた。
「・・・お・・・オカマ・・・君全国のボクっこに喧嘩を売ったね・
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