ISの中で最強なのは出席簿
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の恋人って自称してるだけ!俺は一切そんなこと認めてない!!」
「そ、そうなのか……よかったぁ………」
若干首が絞まって苦しかったです………。
「っというか箒嬢も座らないと織斑先生の出席簿(ブリュンヒルデ・ロマンシア)が火を噴くよ?」
「そ、そうだな。ああ……」
………なんか、元気なくなっちゃったな………。目の前でリーリーとイチャついちゃったし箒嬢にはキツかったかな……。悪い事しちゃったなぁ。
凄く、仲が良さそうだった………もう何年も付き合っているカップルのように私には見えた。心は私にとって光だった、当時私は男のような女だと周囲から酷く虐められていた。もう本当に嫌だった、生きるのさえ辛いと思っていた。だけど、心は赤の他人である私を抱きしめてくれた。優しさで包んでくれた………。
『てめぇら、女を虐めてそんなに楽しいか?そりゃ良かったな、なら俺がお前らを虐めてやるよ』
『な、なんだよお前!関係ないだろ!!すっこんでろよ!!お前も同じ目に合いたいのかよ!!』
『確かに平穏が遠のくなぁこりゃ、でもなぁ。女が一方的にやられてて、それを見過ごすなんて唯の屑なんだよ糞餓鬼ィィィ!!!さっさと掛かって来い!!!』
一瞬だった、ハンカチから伸びるように出てきた棒を使い一瞬で私を虐めていた男子を蹴散らし、映像つきのレコーダーを学校と警察に提出し、その男子達は遠くに転校していった。その時から、私は心に恋をした。あの日々は何時でも思い返せるほどに焼きついている、本当に楽しかった。同時期に出来た友人である織斑ともよく心と一緒に遊んだ記憶がある。だが姉さんの影響で引っ越す事になり、心にはもう会えないと思っていたが、こうして出会えた。でも、
「(あの凰 鈴音という女の方が………私なんかよりも心とお似合いなんじゃないのか………?)」
どうも心は私にかなり気を使っている感じがある、それでは心も過ごし辛いだろうし気兼ねなく過ごせるあいつの方が心も喜ぶのではないか……?
「……、…い。おい篠ノ之」
「はっ、はい」
「顔色が悪いが大丈夫か」
「………大丈夫です………」
織斑先生であったことを忘れていた……集中しなければ……。…?千冬さん……?
「気をしっかり持て、今は授業中だ」
千冬さん………そう言いながら頭にデコピンするのはやめて欲しいんですが……ん?これは紙?
『私はお前を応援しているぞ、恋と言うものにはライバルが付き物だ。自身を持て、お前は良い女だ』
千冬さん………そうだな、ライバルが居るからなんだというのだ。私は私だ!よし絶対に心は私が堕とすぞ!!!
「ひっくしゅ!!」
「風邪か衛宮?」
「ああいえ大丈夫れす………」
誰かが噂してるのかな?束さん辺りかな
「はっ
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