暁 〜小説投稿サイト〜
SWORD ART ONLINE ―穿つ浸食の双刀―
09:水の妖精とユニークスキル
[3/3]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
げる。あれでは三人での破壊など不可能と言っても過言ではない。もう二人はいるだろうが、無計画に呼んでしまってもチームワークはバラバラ、却って邪魔になる。ならば他に打開策は――――
(――――否、ある。一つだけ、僕のとっておきが。??????しかし、あれを使うのは??????迷っていられないかっ??????!!)
「キリト、アスナ、十五秒くらい宜しく頼むッ!!!」
一瞬何事だと思いつつも了承してくれるキリトとアスナに感謝しつつ、僕はウィンドウを開く。装備品の追加、スキル変更、完了。これで――――
「――――二人共スイッチ!!」
叫び、突っ込む。同時にキリトとアスナも下がり、事の成り行きを見守る。
「はぁぁぁっ!!!」
先ずは一撃。迫ってくるヴォジャノーイの腕を跳ね上げる。丁度腰に新たな重みが加わると同時に、それを掴み引き抜く。煉獄の業火を思わせる。銘は《フレイム・シン》。それを一気にヴォジャノーイに叩き付ける。
「ふるるるるるるっ!!!!」
エクストラスキル《双刀》。今まで僕が何者の前でも使わなかったスキル。今がそれを使う時だ。直感でそう感じとっただけだが、障壁を崩すにはもってこいのスキルだ。
「絶対に崩すっ、《ディメンション・ゼロ》ッ!!」
双刀スキル十四連撃技《ディメンション・ゼロ》。刀スキルらしからぬカタカナ表記のそれに最初は疑問を覚えたものだ。豪雨の中に落ちる雷鳴の様な光が二刀を包む。目で追えない程のスピードで障壁にダメージを蓄積、それでもまだ崩せない。なら――――
「――――もう、一撃っ??????!!」
《スキルコネクト》。数日前に発見したものがボス戦で活用出来るとは思ってもいなかった。双刀スキル十連撃技《ブラッディ・ストレイト》。鮮血を思わせるライトエフェクトが刀身を包む。怒濤の十連撃がヒット、直後障壁が崩壊する。
「今だっ??????一気に攻めろぉぉぉッ!!!!」
喉が潰れるかと思う程の声で叫ぶ。気圧されるプレイヤー達もいたが、直ぐにスキルを立ち上げる。
「ふるるるる??????らら??????ら??????」
力を無くした様に地に倒れ伏すヴォジャノーイ。そのHPは、0。すなわち《死》。体が青白く輝きだし、数秒後爆散する。歓喜の声が、ボス部屋を包んだ――――
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ