第十二話 力対ファントム!
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てだった。
「組長!実は!かくかくしかじか!!」
一通り説明する影の守護者はやて。
するとはやては力にやる気を出させるための一発の交換条件を出した。
「んじゃ半分な」
「ふぇ!?せめて!2割(嫌や)んじゃ!3割(嫌や)んじゃ!4.5割!!」
「よっしゃ!」
そう言ってはやてが力の通信端末にかけると力がつまらなそうな顔をして出た。
「力君」
『何だよ!』
完全にやる気なくしている力はやてはこう呟いた。
「力君・・・負けたら一緒にお風呂♪」
その言葉を聞いた瞬間凍り付いた力は・・・
「ぎゃああああああああああああ!!」
物凄い絶叫を上げて逃げ始めた。
普通の男なら泣いて喜ぶシチュエーションであろう
・・・だが・・・
超絶的初心で女性恐怖症で裸恐怖症で女性アレルギーな力ちゃんは・・・
「それだけは嫌だ!!!」
地獄のような苦しみになるらしい。
尚、はやてにそんな気は毛頭なく単純に力の反応が面白いから言っているだけである。
さらに追い打ちを・・・
「今ならもれなく部隊長が付いてるで♪」
「はい!?」
いきなり振られてびっくりする影の守護者はやてだが、一応やる気にする為に・・・
「力君!ウチもや!」
そう言って力をやる気にされるのだった。
一方
「待てえ!南力ぃぃぃ!!」
その言葉を聞いて面白がったツバサがやる気満々になって力を追いかけ始めたのであった。
3日後
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
住宅街のゴミ箱のポリバケツの中から出てきた力。ツバサの追撃をかわしながらクラナガンを逃げ回っているがいつツバサが出てくるか分からない。
すると
「いた!!」
力の姿を見つけたツバサが力に向かって剣を振り回すが力は超人的な動きで回避し続け事なきを得たのだが・・・
1週間後
「くそ・・・俺はいつまで逃げればいいんだよ・・・」
街のど真ん中でいつまで経っても終了の合図が無いのでどうしていいか分からない力。
その時だった。
「何やってんのあんた・・・」
振り返るとそこには飛鳥の姿が・・・
「飛鳥!どうして!お前も参加したのか?」
飛鳥を相手にしなければならないと思った力だが、飛鳥はやっぱしと言った表情で頭を抱えるとこう呟いた。
「もう訓練終わったけど・・・3日前に」
「え!」
飛鳥の話によると力の担当であったツバサが
「もう飽きた!」
といって帰ってしまったのだ。
その結果無理矢理ドローと言う事となり訓練が終了したのであった。
「何でドロー?」
「ん?ツバサが本気を出したら勝ってたって事じゃ
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