第十二話 力対ファントム!
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「こんな事もあろうと一応楓に準備させておいて良かった!!」
そう言ってアイテムを構えると先端からフック付ロープが展開し発射されると他人様の家の二階の屋根に引っかかりそのまま凄まじい遠心力で屋根の上に飛び移った。
ツバサの一閃は空を切り振り返るが力は迷惑この上なく忍者のように屋根から屋根に飛び移って逃げ始めた。
「おのれ!南力!!」
ツバサが力の追跡を開始する。
そんなこんなで管理局では・・・
「さぁ!はったはった!!」
影の守護者はやてがホワイトボードで力達が勝つか管理局が勝つかで賭けを始めていた。
「力達に1000円」
「管理局に2000円!!」
意外にいい感じに盛り上がっている。その横でミツキが・・・
「ふむふむ・・・流石力君粘るわね〜」
意外と奮闘している力達に対し影の守護者はやてと二人だけ両者引き分けにかけるのであった。
数時間後
流石の力達も体力の消耗が見え始めたのでモニターで様子を見ると・・・
北斗の場合
「チッ」
影の守護者ティアナとの激闘の末弾切れになってしまった北斗。
更に・・・
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
こちらも魔力切れになってしまい息切れを起こす影の守護者ティアナ。
「あのアマ・・・結構骨があるじゃねえか」
「はぁ・・・はぁ・・・何であたしが一人で北斗の相手しなきゃいけないのよ・・・」
流石に数時間も攻防を繰り広げていた両者は体力の限界に達し・・・
バタン
っとダブルノックダウンしてしまうのであった。
サイモンの場合
「げぇ・・・げぇ・・・」
「ぶへぇ・・・ぶへぇ・・・」
顔中コブだらけでアザだらけで鼻血だらけのサイモンとフェラルド。
本人たちはともかくあれだけの攻防を繰り広げていた為、周りも甚大なダメージを負っているのだ。
「まあまだまぁだやれるぜぇ」
「かかぁぁああってきやぁぁがれぇえ」
余りのダメージに完全に呂律のまわっていないサイモンとフェラルドも疲労のあまりダブルノックダウンするのだった。
残るは力だけなのだが・・・
「どうしようかな・・・」
周りが捕まったのでいい加減面倒臭くなってしまったのか力は両手を上げてツバサに逮捕されようと決心したのだが・・・
それを許さない者が一人いた。
「あかん・・・力君が負けたら管理局の勝ちって事になって・・・ぱあや!!」
影の守護者はやてであった。
一人だけ引き分けに賭けていたので力が負けてしまえば儲けがパアになってしまうのだ。
すると影の守護者はやては楓印の時空電話をかけた。
やってきたのは・・・
「どうしたん?部隊長?」
はや
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