第十二話 力対ファントム!
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ドと組み合って厨房に入ると積んであった皿を発見しフェラルドの頭に向かって叩き付けた。
だがフェラルドには全く効いていないのか二枚、三枚と皿で攻撃するがフェラルドの頭は頑丈のようだ。
「この野郎!!」
自棄になったサイモンは食材を置くためにある大テーブルを持ち上げそれをフェラルドに叩き付けた。
「やっと倒した・・・」
勝利したと思うサイモンが再び逃走しようとすると・・・
「うがあああああああああ!!」
大テーブル吹っ飛ばして立ち上がるフェラルド。しかも頭からは大量失血している。
「バケモンかこの人」
するとフェラルドはスープを煮る為の大鍋を構えるとサイモンに向かって振り下ろした。
「うぎゃ!」
余りの力に思わずぶっ倒れるサイモンは目の前にガスボンベを見つけると何かを思いついた。
再びフェラルドが攻撃しようとすると・・・
「ファイヤー!!」
「なぬ!?」
サイモンがその場にある物を使って火炎放射器を作ったのだ。
「見たか!アイディアよ!」
「お前・・・何処でそう言うの覚えてきた!」
「ふふふ・・・ウチにはこういう有り合わせの物で何でも出来ちゃう反則女がいるのだ!」
「なにを!それならこっちだって同じ様な女狐がいるんだぜ!!」
何故か口喧嘩になっていくと本題に戻り肉弾戦に戻った。
「「おりゃああああああああああああ!!!」」
置いてあった木製の椅子を振りかぶって胴体に同時にヒットし椅子は粉々に砕け散るがサイモンとフェラルドは痛いのをこらえて立っている。
二人のバトルは佳境に入っていき。
一方力は・・・
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
他二人に比べて真面目に逃げている力。人ごみの街中を逃げているのだが前方に管理局員が現れ路地に入るとちょうど工事中のマンホールの蓋が開いていたので下水道に逃げ込み力。
「ようっし!全ての出口を塞げ!!」
それを見て管理局員たちは力が入った以外の全てのマンホールに向かうが・・・
「せぇの・・・」
力が入ったマンホールから出てくると完全に局員の姿は無く周囲を見回しながら再び逃げ始めるのだが
「天誅南力!!」
「なぬ!?」
タイミングを見計らったかのようにツバサが力に向かって剣を振り下ろした。
するとツバサの手には『南力の全て』が・・・
「この本によると力ちゃんは方向音痴で迷路に入ると必ずと言っていいほど入口から出てくるって書いてあるから力ちゃんは下水道からすぐに出てくると推理したんだ!という訳で覚悟!!」
「うぎゃあああ!!ファントムっぽい奴がきやがった!?」
ツバサが襲い掛かろうとした瞬間ポケットからアイテムを取り出す力。
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