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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
七話 デュエルの最終進化系です。
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イド!」
闇を纏った剣がバイパーを斬り裂く
遊矢LP4000→3200
「そして、二撃目!ガイアドラグーンでダイレクトアタック!迅雷螺旋槍殺撃!!」
雷と暴風を纏った一撃が遊矢を穿つ。
遊矢LP3200→1100
「これで、これにてフィナーレです!
ハーピィ・レディ三姉妹でダイレクトアタック!トライアングル・X・スパーク!!」
三姉妹の華麗なるコンビネーションアタックが炸裂し、遊矢のライフを0にすると私のお辞儀に合わせ、観客に向かってお辞儀をする。
パチパチと聞こえてくる拍手の音が心地よい。
◆◇◆
「あーあ、言わんこっちゃない……。」
ゴーグルをかけて落ち込んでいる遊矢を見て、誰にも聴こえないように呟く。
なんとなくこうなる事は予想していたのだ。というのも、ここに来る前楽しそうに笑みを浮かべ、アクションカードのメタデッキを組んでいたのだ。正直、そんな姉から狂気を感じたのは、記憶に新しい。まぁ、そんなわけでデュエルの中止を呼びかけたのだが忠告を聞かなかった遊矢が悪いと自己完結する。
「いや〜、まさかペンデュラム召喚まで封じちゃったのは嬉しい誤差だったよ。」
みんな、必死になって遊矢を慰め、ようやく立ち直って来た所だった。…………のだが、姉の一言で振り出しに戻ってしまう。
何やってんだよ…………。てか、遊矢さんもメンタル弱っ??
「けどさ、これで一つ弱点が見つかったわけだし、良かったじゃん」
「…………負けは負けだし……」
「まぁ、誰でも負けはあるよ。必要なのは、敗因を分析してそれを今後に活かす事なんだよ。だから、今遊矢がすることは落ち込む事じゃなくて、どうやって勝てるようにするか、だよ♪」
姉の言葉が響いたのか、顔を上げゴーグルを外すと立ち上がる。
「そう……だよな!
縮こまっていたら何もできない。勝ちたいなら勇気を持って一歩前に出ろ!」
「そうだァ、遊矢!熱血だぁ!!」
どうやら立ち直ったらしいがここで塾長の熱血が炸裂。完全に空気になったので柚子さんに一言言って、帰らせてもらった。もう今日は色々疲れた。主にメンタルが……。
◆◇◆
side赤馬零児
「社長、今から一時間ほど前に強大なエクシーズ召喚反応を感知いたしました。偵察隊によると場所は遊勝塾。エクシーズ召喚を行ったのは、先日LDSの見学に参加していた 神崎 祐希だと。」
「融合召喚だけではなく、エクシーズ召喚まで使用するのか………………フフッ、興味深いな……。引き続き調査を進めろ」
命令を下された黒服の男は一礼をして、下がっていく。
一方、祐希は……
「へっくち。うぅ、なんか寒気が……」
「姉ちゃ
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