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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
第三次空白期
帰ってきても平穏が無い件
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いと言ってもいい。
おまけに今回の事も成長の元根であるお前にお礼がしたいと言うことから来ているんだ」
「いや、感謝されるのは悪くは無いんだが、
些か説明不足じゃないか?
それで俺が学校へ通うなぞ結果的に意味を成さないだろ」
「いや、でもお前まともに学校通ったことが無いではないか」
そもそも学校とは少年少女が通う学舎であり、
俺と言う年の離れすぎた輩が行くような場所では無いはずだ。
大体学校と言うからにはその舞台は校舎であり、学生の勉学が基準とされるものだ。
そんな場所に知力カンストと言っても過言ではない俺が行くのは間違っていることこの上ない事なのだ。
仮に勉強だけが学生の役割ではないと言うのなら、
学校等と言うその建物も必要性を感じない機関の一部と言ってもいいではないか。
この世には学校に行きたくても行けない者が数多く存在している。
等と言う輩もいるが、それでも学校に行きたくないと言う者の意見も尊重すべきだと思う。
「ーーーーー結論を言おう。
学校になんて行きたくないでござる」
"ピンポーン"
「………すまん。
落ち着いたところで気が付いたのだが、仕事が溜まっていた。
すまんが後は頼んだ」
「どの後を頼んだのかは知らんが行ってこい。
だが、学校へは行かないぞ」
「はぁ……まぁお前が決めたのであれば止めないよ」
そう言ってゼウスは消えていった。
"ピンポーン"
……やれやれ、誰だ?
気配から察して高町等では無いのは分かる。
しかしこれまた微妙な気配だな…。
この感じは老人か?
「……はい」
俺は玄関の扉を開けた。
そこには結構な長身のじいちゃんが居た。
「すまんの。
君達に用があって来たのじゃが、上がらせてもらっても良いかのう?」
へぇ…君達、ね?
俺と蒼也に用事があるってことか。
取り敢えずこのじいさんの第一印象。
まず髭が、糞長い。
次に半月メガネ。そして長身。
見た目はじいさん。それも大分高齢と見える。
そして…魔力を持っている。
しかしそれは高町達のリンカーコアから感じ取れるものではない。
このじいさん自体が持つ魔力だ。
「知らない人を態々家に上げるとでも?」
「ごもっともな言い分じゃが、何かと立て込んどってのぅ。
手荒な真似はせんと誓うし、信用して貰えんかね?」
ふぅん。
初対面の、しかも見た目中学入る位の少年に誓いを立てる…ねぇ?
「……良いでしょう。
どうぞお上がりください」
「では、失礼…」
俺はいそいそと上がり込む老人をリビングまて案内し、ソファへと座らせた。
「あ、おかえり?」
……蒼也が居た。
いや、普通に考えて依頼
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