暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校〜黒衣の人間主神〜
九校戦編〈上〉
FLTのCAD開発センター×飛行術式テスト
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ってくる研究者たち。

「やあ研究者諸君、久しぶりだな。ところで牛山君はいるかな?」

俺に向けられた敬意の視線が我が事のように喜んでいるからなのか、上機嫌の深夜と真夜と深雪というトリプル笑顔の威力が高いのか業務妨害になりそうな感じではあるが最初に話し掛けた白衣の研究員に訊ねるがとても軽いように見えたと蒼太達は見えたと言う。その問いに答えるかのように、人垣の背後から俺が呼んだ人物が来た。

「お久しぶりですな、織斑会長。お呼びで?」

「お前に用件があって呼んだんだろうが、たく、昔から変わらないな。前外史でも性格は変化しないのがおかしいがまあいい」

人の壁をかき分けて姿を見せたのは、ヒョロリと背の高い、ただしひ弱さは微塵も感じさせない、灰色の作業服を着ている技術者だったけどイアンとは違うほどな見た目だった。アフロだが見た目だけで判断してはいけない、アフロだろうと技術者魂を持っている者は歓迎してやるところだ。それに俺との出会いはここの会長となってから、ループ・キャスト・システムを一人で開発したという事を知っているのはここにいる者達だけだ。トーラス・シルバーは俺だが、それだと俺の今後の動きが支障出ちまうからハードウェア開発の高い実力を持つ牛山と共同開発となったからだ。あとここにいる研究員や警備員は皆次元パトロール隊の第3課の者達だから、俺達の正体も知っているのさ。

「ははは、そう簡単には人の性格は変わりませんぜ。相変わらず口軽いですね、まあここにいるのは皆織斑会長の手下というのは表であり、俺らは次元パトロール隊第3課の者だから文字通り本物の部下ですぜ」

「ここは本来は第0課しかいないと思ったが、今回は他の課の者もいるとは思わなかったよ。ここにいる葉山さんも第1課の者だと知ったのは、最近知ったけどな」

「という事は、第1課の部長さんですかい!こりゃ驚きましたね、ま、前置きはここまでにしといて仕事の話でもしましょうや」

葉山さんの事を紹介したらさすがのここのメンツ達も驚いていた。俺達は第0課の者だがここには第1課の部長クラスである忠教だ。欣治(きんじ)は第3課の主任を務めているからか、今回のここも主任で止まっている。俺はハードウェアもソフト開発も両方出来るように、ここに来るまでに技術を叩きこんでくれたのは彼だからな。あとはイアン辺りからの技術を貰っている。

フォア・リーブス・テクノロジーCAD開発第三課の研究主任。この場所は世に言うシルバーモデルの開発部署であるが、俺が個人で開発したというのは外には漏れてない。ホントは司波龍郎開発本部長がいるはずだが、もしかして俺達が早かったのかな?シルバーモデルは、今ではFLTの技術力を代表する製品として世間から認知されているが技術者のはみ出し者を寄せ集めで作られた開発第三課は、
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