七話
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「くっ」
俺と団長は攻撃を行うことをせず、ひたすら防御と回避に専念した。
「確かに足元にいればブレスを受けることはないが、一発直撃したら即死だぞ!」
「分かっているなら回避に専念したまえ。」
「そっちは盾があるからまだ楽だろうよ!」
俺と団長は軽口を叩きながらも懸命に攻撃を凌いでいく。
がさすがにノーダメージとはいかなく、俺も団長もダメージをいくらか負っていた
「尻尾を振ってくるぞ。」
その声に反応し尻尾と垂直に剣を構える
尻尾が剣に当たった瞬間受け流すように体をねじり尻尾を避け次の体制をとる。
「ふっ、うまいものだな」
「どうも」
流石にこれを何度もすると武器の耐久値がなくなってしまうのだが…
「そろそろか…」
団長が呟く
それと同じくし後ろより声が聞こえる。
「スイッチ!」
俺と団長は同時に横にズレ道を開ける。
「ああぁ!」
「はぁぁ!」
キリトとアスナが空いた空間に入りソードスキルを発動させる。
ボスも二人めがけて前足を振りかざす
「B隊ガード!」
すかさずスイッチしタンクのパーティがガードする
「ブレス来るぞ!」
誰かが叫ぶ
「全員距離を詰めてブレスの有効範囲より内側に入って!総攻撃始め!」
アスナが指揮を執りボスへとダメージを与える。
みるみるボスのHPゲージが削れ数ドットになったところボスの動きに変化が現れた
「もしかして跳ぼうとしている?」
だれかがそうつぶやいた。
「のしかかりか!?」
「みんな下がって!!」
いち早くキリトが気づき、アスナが指示を出すが
(こんだけ密集していたら逃げ遅れるのが出てくる!)
俺は直感で判断し、跳躍するためにためをつくっているボスにソードスキルを発動させる。
「はああああ!!」
3連続ソードスキルシャープネイル、硬直が解けてすぐ4連続バーチカル・スクエアを続けざまに発動した。
(足りるか!?)
バーチカル・スクエアの最後の一撃を振りぬきボスのゲージを見る。
パーン
一際高い破裂音を上げボスはポリゴンと化した。
辺りは数秒の静寂に包まれ、そして
「うおおーー!!」
「クリアーだーー!」
「25層突破だ!!」
盛大な歓声がこだます。
俺は地面に座り一息つく。
俺の目の前に人影が現れる。
「ご苦労、ジン君。」
「あんたもな。」
俺と団長はお互いを労う。
俺と団長が余韻に浸っていると
「10分
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