六話
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ボスでおそらくブレス攻撃を持っているだろうと思われるそうだ。
しかし取り巻きがいない分ボスに集中して挑めるので今回のボスは楽に攻略できるだろうというのが軍の見解だったのだが
俺の意見は逆だった。
(今までいた取り巻きが突然消えたのだ、むしろ用心が必要な階層なのではないのか…)
とりあえず攻略のためのパーティを組むことになったのだが…
「おーい、キリトパーティ組もうぜ!」
早速俺はボス攻略に久しぶりに参加するキリトを誘った。
「ああ、いいぜ。」
キリトもすぐに了承し、とりあえず一人確保。
「後のメンバーは俺のギルドからになりそうだけどかまわないか?」
「そうか、もうギルドに入ったんだな…ああかまわない。」
「団長〜、アスナ〜組もうぜ。」
俺は今回のボス攻略の懸念もあるのでできるだけ信頼のおけるパーティを組むことにした
「よろしくキリト君。」
「君がキリト君か。」
「へー、キリトって有名なのか?」
団長がキリトを知っている口ぶりだったので聞いてみると
「もちろんだ、なにせボスの最多ラストアタックホルダーだからね。下の方まで噂は聞き届いているよ」
「ああ〜そういやそうだな。」
キリトは17層までしか参加していなかったが6回ものラストアタックを記録している。
「あと二人どうするんだ?」
話を変えたかったのかキリトが割って入ってくる。
「コドフリーでいんじゃないか。」
「うむ、もう一人は彼と一緒に入ったものでかまわないだろう。」
「じゃあ呼んでくる。」
俺はコドフリー達を呼びに行くことにした。二人にも了解をもらったのでこれで俺たちのパーティが決まった。
(はは、これほど心強いパーティもないだろうな。)
「それでは攻略会議を始める。」
軍の幹部と思われる男の言葉により攻略会議が始まった。
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「ブレス来るぞA隊下がれB隊ブロック!」
ボス攻略は危なげなくことが進んでいき、ボスのHPゲージも残り1本に差し掛かろうとしていた。
(ふー、思い過ごしだったか…)
俺はボス攻略会議前の懸念を思い過ごしだったとして済ませようとしていた…
「気を引き締めたまえ。」
後ろからそんな声を聴いた
「えっ?」
一度振り向き声の主を見ようとしたが直後に前で叫び声がこだました
「うわーーーーー!!」
「なっ!?」
前方では軍がラストアタックを狙うため最後のHPゲージを削りきろうと総攻撃を仕掛けていたはずだ
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