五話
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私はあなたの実力は知ってるけど、副団長足りえるとは思ってないわ。」
(ん?この声聞き覚えがあるぞ?)
そのプレイヤーから初撃決着の決闘を申し込まれた。
(まあ、今考えても仕方ないか…)
俺はその決闘を受諾し剣を構えると相手も細剣を構えた。
カウントが始まる。
3
2
1
ビー
決闘の始まりを告げるブザーがなると同時に、細剣を構えたプレイヤーはこちらに突っ込んできた。
細剣が光る。
(いきなりか。)
そう思いながらも一歩半下がり俺の顔めがけてくるソードスキルリニアーを躱した。
(速いな…)
細剣は単発のダメージ事体は高くはないが連続して攻撃を行うという面においてはどの武器よりも優れているだろう。
そういう意味では初撃決着の対人戦に一番適した武器といってもいいと俺は思っている。
(まずはこのラッシュをブレイクしないとな)
そう考えているとまた細剣が光り四連撃ソードスキル、カドラプル・ペインを放った
カカカカーン
周りの連中はたぶん剣が見えなかったであろう。しかし
「見えてるんだなぁ、これが!」
俺には細剣の軌道すら正確に見えているので防御するのもわけないのである。
「ブレーク!」
俺はカウンターの体制に入り剣を構えた。
「くっ!」
相手も慌てて距離を取ろうとバックステップを行うが
「俺の間合いだ。」
ここで俺はソードスキル、スラントを発動させた。
相手もバックステップを行っている最中での攻撃のため態勢が悪く、剣を防御に回したがすでに俺の一撃が入った後だった。
ブー
Winner
俺の目の前に勝利表示が付き、細剣プレイヤーとの決闘は幕を閉じた。
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