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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
閑話 蒼也の下へ
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「…土くれのフーケを捕まえる。
学院長の依頼」
「依頼主が依頼を受ける…ねぇ。
正直そのフーケだかは知らんが捕まえたら何かあるのか?」
「…あの3人だと……心配だから」
心配ならまず止めろや。
何か?自分が行くなら余裕とでも言いたいのか?
『その事なんだけどユウジ』
『あん?どうした』
『この件は原作の出来事で…。
これを何とかしないとどうにもなら無いんだよ』
『はぁ?じゃあ何で俺を呼んだんだよ。
ぶっちゃけソレが終わってからでも良かったじゃねぇか』
『いや…彼女が信じられるか実力を見たいって言うから…』
詰まりは信用してないって事だな。
上等じゃねぇか。その腐ったような目玉に潰れるほど輝かしい俺の実力見せてやるよ…。
「……貴方にも協力してもらう。
貴方の実力を見せてほしい」
「良いだろ。
ソイツの容姿を言ってみろ。一瞬で捕まえてやる」
「…ソウヤ」
「え?僕がするの?………分かった、分かったから睨まないでよ。
はぁ……名前はさっき言ったように土くれのフーケ。
深く被ったローブにその名の通り土の魔術師。
主にゴーレムを作って宝とかを盗んでいく盗賊だよ。
『実際はこの学院のロングビルって言う先生。
緑の長髪に赤渕メガネの女性。
今回盗み出したのは現代兵器のひとつ、ロケットランチャー』」
んーと、緑の長髪…メガネ…と、
「こいつか」
俺は何もない空間に右手を突っ込んで引っこ抜く。
すると先程蒼也が言った女が引きずり出され、床に転がる。
「な、何だい!何が起こって…ミスタバサ?!それに使い魔の…」
「……!どう言うこと?」
「どうもロングビルさん」
こんなアグレッシブな話し方するのか?
て言うか使い魔って…蒼也がなったのか?
「何者ですか!」
「盗賊捕縛の依頼を受けた者だ。
数日前よりこの学院に土くれのフーケなる盗賊が入り込んでいると報告があったのでな。
その日から怪しい動きを見せた者、即ち貴様を捕らえることとなった」
はい、嘘の連発です。
「な、何を言っているのですか?
私は何も怪しいことなど…」
「ほう?
なら何故あの日、この学院から宝と分類される物を盗んだのかな?」
「だ、だから私は…」
「やっていないと?
それはおかしい。
俺は貴様が盗み出す行程を一部始終見ていたのだが」
「なっ!?バカな!そんなはずは……」
こいつ馬鹿だろ。
こんな穴だらけの論破で反論できずに墓穴掘るとか…。
もしかしてこの世界の人間は教養が足りてないのか?
「くっ……」
「まぁ大人しくしておけ。
……さぁ、此にて俺の実力は認められたか青髪少女」
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