第40話 マリー(3歳)
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ブリミル暦6242年 アンスールの月 ティワズの週 マンの曜日
皇紀2800年 7月28日 トリステイン王国 ラ・フォンティーヌ伯爵領 本邸
Side マリー・ルイゼ・ル・ブラン・ド・ラ・フォンティーヌ
今日が私の3歳の誕生日である。今日は内輪だけの誕生日パーティーが開かれる。朝から綺麗なドレスに着替えて、準備によ余念ない。
宝探しに行った原作組も今日の為に我が家に滞在している。
ギーシュは原作のままである。胸のポケットに紅い薔薇の造花を挿している。ナルシストで気障ったらしい言葉や態度も変わらない。使い魔のジャイアントモールのヴェルダンデは、つぶらな瞳が可愛らしい。
モンモランシーの金髪縦ロールも健在だ。パパ(晃)に憧れているらしい。モンモランシーとパパが話しているとギーシュが焼き餅を焼いている。二人の仲は進展していないみたい。因みにパパはママ(カトレア)にぞっこんで、焼き餅を焼いても無駄なのに。
キュルケの燃えるような赤い髪と瞳もそのままだ。司叔父さんをダーリンと呼んでいる。叔父さんは普通に接していて脈は無いみたい。
一番変わったのはタバサとジョゼだ。社交的になって原作と大違いだ。二人は双子で仲が良い。二人の両親も無事に生存している。光輝おじいちゃん、原作介入ナイスだよ。原作では一番可哀想だった。二人の使い魔のシルフィードとルリの背中に乗せて貰った時は感動した。
でも、一番の驚きは司叔父さんだ。なんとルイズの使い魔をやっている。ガンダールヴのルーンも見せて貰った。相棒のデルフリンガーがインテリジェントデバイスになっているのも驚きだ。生の「おでれーた!」が聞けて嬉しかった。よく今度の相棒は完璧すぎて詰らないとぼやいている。
ルイズは夢叔母さんが仲が良いので叔父さんの事をお兄さんと呼んでいる。二人関係は恋愛に発展するか私には分からない。ただカリーヌおばあちゃんは二人をくっつけたいみたいだ。
カリーヌ、エレオノール、ルイズの3人は原作と違ってお淑やかだ。そのお陰でエレオノール伯母さんはバーガンディ伯爵とこの秋に結婚するらしい。結婚がここまで伸びたのは、単にエレオノール伯母さんの研究のせいらしい。
あぁ、誕生日パーティーの時間らしい。
壇上にパパとママと一緒に上がった。パパが挨拶をしている。挨拶が終わると、皆が一斉にお誕生日おめでとうと声を掛けてくれる。
「ありがとうございます。」
皆がかわるがわる私の所に来て、プレゼントをくれる。
光輝の曽祖父はVR機をくれた。マジックアイテムになっておりサイズが装着者に合わせて変わるらしい。何でもスーパーコンピュータに直結してあり、太平洋連邦の仮想世界にも繋がるらしい。後で知ったのだけどこの世界は、魔法少女リリカルなのはの世界で第68管
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