61章 美しさや愛を大切にする生き方
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しても、竜さんの女性遍歴には、華麗というか、週刊誌がいつも追いかけるくらい、
華やかなものがあるよな。おれもちょっと、マネできないくらいだしな。
けれど、それも独身の自由って範囲なのだから、別にいいことなんだなしなぁ・・・。
一種の男の憧れを、実践しているようなところがあるよな。うっふふ。
派手に女性と付き合っているのに、竜さんを恨んだりする女性もいなくて、
こうやって、みんなで飲もうと声をかければ、みんなも集まる、そんな人気もあるんだからな。
竜さんって、どこか、不思議な魅力のある男だ。・・・
心の恋人の小川真央を目の前にして、機嫌のいい竜太郎を見ながら、信也はそんなことを思う。
「そうだよ。竜さんの言うとおりだよ!みんながみんな、美しいものを追いかけて、
愛を大切にして、生きれば、恐いものはないし、何も心配いらないんだよ!」
信也が、微笑みながら、みんなを見わたして、自信を持ってそういいきる。
「しんちゃんの、そういう確信のあるところ、わたし大好きだわ!」
信也の右隣の席の大沢詩織が、そういって、信也と目を合わせる。
「じゃあ、ここにいる、みなさんや、世界中のみんなが、これから先の未来に向かって、
美しさや愛することを、大切にしていく生きたをしてゆけることを、願いまして、乾杯といたしましょう!」
生ビールでほろ酔い気分の信也は、「乾杯!」と竜太郎やみんなとグラスを合わせる。
みんなも、陽気に「乾杯!」といって、グラスを合わせた。
≪つづく≫ --- 61章 おわり ---
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