悪魔、やってます
[1/7]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
side イッセー
私の名前は兵藤一誠。この春まではおっぱいが大好きなただの女子高生だった。あっ、もちろんカッコイイ男の人も大好きだ。でもまあ、女の子も好きだ。そんな私だけど、春先に堕天使に殺されて、先輩で悪魔のリアス先輩に転生悪魔にしてもらった事でなんとか生き長らえる事が出来た。
人間でなくなったのは悲しい事だけど、それでも生きていられたと言う事実に感謝する事にしよう。それに、功績を立てて上級悪魔に昇格出来れば爵位と領地を与えられて自分の眷属を持つ事が許されるそうだ。ハーレムを作っても良いのかと聞くと、そういう悪魔も居るらしい。もうね、やる気が満ちあふれてきたよ。
リアス先輩は呆れていたけど、白音ちゃんに自分たちも人の事を言えないって突っ込まれて顔を反らした。詳しい話を聞くと、リアス先輩の婚約者に無理矢理押し掛けてハーレムを作らせたそうだ。何それ羨ましい。今の所はリアス先輩と朱乃先輩と白音ちゃんのお姉さんの黒歌先輩と白音ちゃんの4人だそうだ。ちなみに白音ちゃんは本来はその婚約者の眷属らしいんだけど、今はリアス先輩に貸し出されているそうだ。
話がズレたけど、とにかく私は悪魔に転生してリアス先輩の眷属となった。そして私を殺した堕天使とその一派を倒したんだけど、更に一人の被害者が出た。教会から追放されたシスターで私の友達、アーシア・アルジェント。
アーシアはどんな相手でも回復させる事が出来る神器、聖女の微笑みを持っていてそれを狙った堕天使に奪われて殺されてしまった。そして神器を奪った堕天使は私を殺した堕天使でもあった。
アーシアを殺された怒りから私の神器は覚醒し本来の姿である神滅具赤龍帝の篭手に変化した。そしてその力を使って堕天使を倒して神器を奪い返せた。だけど、それだけではアーシアを蘇らせる事は出来なかった。
だけど、そこはリアス先輩があっさりと悪魔の駒を使って転生させてくれた。なんでも、ここでアーシアを見捨てると婚約者が渋い顔をするのが目に見えているそうだ。過去に自分の眷属の為に腕一本を聖剣で切り落とさせる位お人好しな性格の人物なのだそうだ。
まあ、切り落とした腕も後から生やしたそうだけど。普通は生やせるからって簡単に腕を切り落とそうとは考えられないよね。何処かズレている人だと思った私は悪くないと思う。
だけど、婚約者の人は本当にリアス先輩達を大事にしているみたいで、見た事も無い魔道具や使い魔や貴重な物を悪魔稼業デビューのお祝いに贈って貰ったそうだ。リアス先輩は婚約者の代名詞の一つであるマントとブローチのレプリカを、朱乃先輩はモーグリ族と呼ばれる妖精みたいな一族で色々とクスリや魔道具のアクセサリーを作れるモグを、木場君はオリハル
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ