悪魔、やってます
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良いんです。私の中ではもう決着が付いた事ですから。それに、その悪魔とは二度と顔を合わせないですみますから」
「えっと、捕まってるとか?」
「本人は塵一つ残らず消し飛ばした。他にも死体を人形として扱っていたからな。人間や天使や堕天使に妖怪、そして悪魔。コレクションとして、戦闘用として、性処理用として。眷属達も協力していたようでな、今はコキュートスに落とされている」
「……聞いた事もなかったわ。話しても良かったの?」
「あまり広めなければ問題無い」
とりあえず聞かなかった事にしておけば良いよね。うん、白音ちゃんとゼオンは昔から仲良しだって事で良いよね。
焼きそばを焼き終えたゼオンは今度は新しい鉄板にお好み焼きを、更にたこ焼き用の鉄板を取り出してきて、たこ焼きを焼き始めている。関西を本拠にしているのは伊達ではなく、粉物の扱いに長けているようだ。というか、今まで食べた中で一番おいしい。一人一人の好みに合わせてソースを変えたり、焼き加減を調整している辺り芸が細かい。
良く見ると要所要所で白い布が小手を持ってお好み焼きをひっくり替えしたりしている。あれが部長の持っているマントのオリジナルか。もの凄い物だって聞いてたけど、そんな事に使っていいのかな?
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