エピソード27 〜制裁タッグデュエル 後編〜
[5/14]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「私のターン、ドロー。まずは【サイバー・ネットワーク】の効果でデッキから【サイバー・ドラゴン】を除外するわ。」
「その効果にチェーンして、伏せておいた【手札断殺】を発動。手札二枚捨てて、二枚ドローする。」
捨てられたカードは【マンジュ・ゴット】と魔法カード。サフィラの効果を確実に発動させるために召喚せずに温存しておいたのね。
「へぇ、いいカードが来たじゃない?まずは【苦渋の決断】を発動させるわ。私はサイバー・ダーク・キール】、【サイバー・ダーク・ホーン】、【サイバー・ダーク・エッジ】、【ドラグニティ・ファランクス】、【ハウンド・ドラゴン】を選択するわ。さぁ、一枚選びなさい?」
「じゃあ、ファランクスで」
「そう、いい選択ね。選ばれたファランクスを手札に加え、残りを墓地に送るわ。そして、手札から【サイバー・ダーク・エッジ】を召喚。さらにエッジの効果を発動!墓地からレベル3以下のドラゴン族モンスターをこのカードに装備し、その攻撃力を得る。私は【ハウンド・ドラゴン】を装備し、その攻撃力分、1700ポイントアップさせる。」
【サイバー・ダーク・エッジ】☆4 ATK800→2500
黒く先が鋭利に尖った翼を広げたサイバー・ドラゴンとは真逆の色をした漆黒の機械が召喚される。赤い光の糸を照射すると墓地からハウンド・ドラゴンが連れて来られ、サイバー・ダーク・エッジに装備される。
苦渋の選択による墓地に送くる効果を逆手にとり、エッジの攻撃力をあげるイリナ。ふふんと紫苑を見下した視線を送る。本人は対して気にしていないのか、それとも余裕なのか欠伸をしている始末。
相手もこんな簡単に攻撃力2000越えのモンスターを出すなんて……流石プロね。けど、紫苑君は神経が図太いのか、よほど余裕なのかデュエル中に欠伸をするなんて……。まぁ、マイペースなのは変わらないか。
「サイバー・ダーク…………?俺の知らないサイバーがまた……」
隣でサイバー・ダークがどうこうと呟いている亮。ものすごく鬱陶しいのだけれども!?
「永続魔法【機甲舞台の最前線】を発動して、バトルよ!【サイバー・ツイン・ドラゴン】で、ライカン・スロープを攻撃!エヴォリューション・ツイン・バァースト!!」
「リバースカードオープン【幻獣の角】。ライカン・スロープに装備させ、攻撃力を800ポイントアップさせる。向かい打て、ライカン・スロープ!」
【ライカン・スロープ】☆6 ATK2400→3200
サイバー・ツイン・ドラゴンの光線を爪で切り裂くと頭に装備された大角で胴体部分に風穴を開ける。
れ、レーザーを斬った!?どんな爪してんのよ!あの狼!
イリナLP8000→7600
「【幻獣の角】と【ライカン・スロープ】の効果
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ