エピソード27 〜制裁タッグデュエル 後編〜
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しもサイキョー……。』
どうして、そうなる……。
シャイニートの言い分に思わずため息が出る。
「おい、ターンは進めねぇのか?」
ボーとしていた俺に真…………だったよな?は痺れを切らしたらしい。
「ふわぁ……眠っ。俺はこれでターンエンド。」
何もせず、ただモンスターを並べただけで攻撃をしないというプレイングに会場が騒めく。煩い。
別に攻撃をしてもいいが、対して意味はなさないのでここは何もしないのが吉。無駄に攻撃して、聖バリでも飛んできたら厄介だしな。
紫苑
LP6150
手札四枚
魔法・罠伏せ二枚
【幻獣の角】
場
【ライカン・スロープ】☆6 ATK3200
【シャイニーと・マジシャン】★1 DEF2000
【逃げ惑う民】☆2 DEF600
【団結するレジスタンス】☆3 DEF400
「私のターン、ドロー。ゼンマイオーの効果を発動させるわ!エクシーズ・ユニットを一つ使用し、あなたの伏せカード二枚を選択し、破壊する!」
「手札から【エフェクト・ヴェーラー】を捨てて、効果発動。ゼンマイオーの効果を無効にする。残念だったな。」
今回3度目の仕事をするエフェクト・ヴェーラー。なんとなくだが、やつれて見えるのは、気のせいか……。
「またしても!私は手札から魔法カード【愚かな埋葬】を発動する!デッキから【フェルグランドドラゴン】を墓地に送る。そして、魔法カード【サイバーダーク・インパクト!】発動!!墓地の【サイバー・ダーク・キール】、【サイバー・ダーク・ホーン】、【サイバー・ダーク・エッジ】の三体を除外して、融合召喚!!
黒き竜よ!漆黒の鎧を纏いて、禁じられし力を解き放て!融合召喚!レベル8【鎧黒竜 ー サイバー・ダーク・ドラゴン】!!!」
黒い稲光と共にキール、ホーン、エッジ……三体のサイバー・ダークの融合が融合し、漆黒の装甲を纏った竜が降臨する。先に召喚された【サイバー・ドラゴン・ノヴァ】や【サイバー・ツイン・ドラゴン】をも圧倒する存在感を放っている。
「……来たか、裏・サイバー流のエースモンスター……。」
そして、紫苑はポツリと呟くと笑みを浮かべる。まるで、そのモンスターの登場を待っていたかのように……。
さて、鮫島。わざわざ刺客を寄越し、そしてサイバー流の禁忌まで使って来たんだ。それが呆気なく散らされたら、どう思うのかねぇ?
サイバー・ダーク・ドラゴンの召喚に成功したことで、薄ら笑いを浮かべている鮫島校長へと、残虐な笑みを浮かべる。お前らの思惑などことごとく潰してやると……。
「サイバー・ダーク・ドラゴンの効果を発動!このカードが特殊召喚された時、墓地に存在するドラゴン
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