暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
マザーズロザリオ
絶剣との出会い
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
んのレイピアに近いくらい細めかな。――――ともかく、速いんですよ。通常攻撃もソードスキル並みのスピードで…」
「スピードと言えばキリトだな。まさかキリトも…」
「はい。お兄ちゃん、そりゃもうかっこよく負けました」
途端、アスナが口をぽかんと開けた。
「本気だったのか?」
「う〜ん…こう言っちゃなんだけど、あの次元の戦闘となるとあたし程度じゃ本気かどうか判らないんだよね…」
「そうか…。だが、あいつがもう本気を出すことはないだろうな…」
俺はキリトを見て言う。
「さて、それよりデュエルだな」
「そうね。キャラはどうするの、二人共?」
リズの問いに、少々考える。俺は現在SAOデータをコンバートしたケットシーの〈ダーク〉の他に、新規で一から育てているサラマンダーの〈ショウ〉、スプリガンの〈シャドウ〉、氷妖精族の〈グレイ〉(因みにバージョンアップしたときに手に入れたもの)がある。但し、グレイは領主な為辻試合はし難い。その為残った三人で決めねばならない。
主要武器はダークが刀、ショウは片手剣Or両手槍、シャドウは両手剣だ。
まぁ、PvPならダークが一番だが。
「ダークで行く」
「じゃあ私は慣れてるこっちで。スピード型ならギリギリ見切り勝負になるだろうし」
「それじゃあ決まりだな。午後三時に24層の小島に現れるんだったな。なら、二時半に集合な」
こうして、絶剣と戦うことが決まった。






































翌日、24層〈パナレーゼ〉

俺は何故か、ライトと一緒に別の小島に立っていた。
「…絶剣と戦うそうだな」
「ああ。どんな奴か見てみたいからな」
「キリト以上だとしてもか?」
「ああ」
すると、ライトが俺にブラッティ・ギルティを差し出す。
「…使え。お前なら、一番使えるだろうからな」
「…おう」
俺はそれを受け取ると、デュエルの小島まで飛んだ。

デュエルのある小島まで行くと、既にアスナたちが来ており、俺は少し離れた場所に降り立つと、飛んでいるプレイヤーを見た。
そして、俺はそれを見て、驚いた。
「ユウ…キ…」
何処かの異世界で会った少女、ユウキ。その姿が俺の目に飛び込んできた。
この世界のユウキだと分かっていても、手を伸ばさずにはいられなかった。
「え〜っと、次に対戦する人いませんか〜?」
聞き覚えのある声に反応し、アスナより先に俺が前に出た。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ