第三十六話 試練
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「さて、どうにかして進まなきゃな」
まだ魔物の気配は無いがまた襲われたら困る。何か無いかと考えていたアベルの頭にある考えが閃いた。
「ルーラ」
一度行った場所に瞬時に戻る呪文ルーラ。本来ならば屋外で唱えなくてはいけないのだがアベルはそれを利用した。
彼の体が浮かび上がり次の瞬間頭が天井に激突した。ゆっくりと地上に降りてきたアベルは痛そうにしながらも内心喜んでいた。
「よし、通路の全体図は見えたあとは進む度にルーラで把握しよう」
こうして頭を何回もぶつけたがアベルはちゃんと迷路を突破できた。
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