暁 〜小説投稿サイト〜
遊戯王GX 〜プロデュエリストの歩き方〜
エピソード26 〜制裁タッグデュエル 前編〜
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着されたヒーロー。

「ほう、やるではないか。」

「だが、我らが僕、地雷蜘蛛の攻撃力にはちと足らんな」

ふはははと高笑いする迷宮兄弟。だが、十代には策があるらしく、余裕の笑みを浮かべている。

「それはどうかな?手札から【エネミー・コントローラー】を発動!このカードは相手モンスターの表示形式を変更させる効果と自分のモンスター一体を生贄に捧げ、相手モンスターのコントロールを奪取する効果がある。俺は一つ目の効果を発動!地雷蜘蛛を守備表示に!!」

【地雷蜘蛛】☆4 DEF100

謎の電波が発せられ、その身を丸くする地雷蜘蛛。

「ふん、だが守備表示にしたところでダメージは通らんぞ!」

「甘いぜ!フレイムウィングマンには相手モンスターを破壊した時、その攻撃力分のダメージを与えられるぜ。やれ、フレイムウィングマン!フレイムシュート!」

砲口から火炎球が吐き出され、地雷蜘蛛を焼き、その余波が迷宮兄弟を襲う。

迷宮兄弟LP 8000→5900

「ヤッタっす、兄貴!先制ダメージを与えたっす!」

「おう!だけど、デュエルは終わっちゃいねぇ。まだ、安心できねぇぞ、翔。」

落ちこぼれのオシリス・レッドが伝説のデュエリストに先制ダメージしかも、2000もの大ダメージを与えた事により、会場にざわめきが起こる。

「俺はこれでターンエンドだ。」

「私はこのエンドフェイズ時に【奇跡の残照】を発動する。。これで破壊された【地雷蜘蛛】を特殊召喚する。」

「ウげっ!?また出てきやがった!」



十代

LP8000

手札2枚

魔法・罠一枚


【ジャイロイド】☆3 DEF1000

【E・HERO フレイムウィングマン】☆6 ATK2100


「私のターン、ドロー!兄者、モンスターを借りても?」

「あぁ、弟の為なら寧ろ本望だとも。」

なんとも白々しいやりとりをする迷宮兄弟。会話から察するにモンスターの生贄の許可なのだろう。

「手札から魔法カード【生け贄人形】を発動する。兄者の【地雷蜘蛛】を生け贄に手札からレベル7モンスターを特殊召喚する。私は【雷魔神ーサンガ】を特殊召喚!」

【雷魔神 ー サンガ】☆7 ATK2600

やや燻んだ黄色のボディから腕が伸びたモンスターが登場する。いきなりの最上級モンスターの召喚に歓声が巻き起こる。

「バトルだ!サンガでフレイムウィングマンを攻撃!」

「くっ……フレイムウィングマンが??」

十代LP 8000→7500

「兄者、済まなかった。お礼だ受け取ってくれ。手札から魔法カード【闇の指名者】を発動。【風魔神 ー ヒュウガ】を選択する。」

「もちろん私のデッキにヒュウガは入
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