エピソード26 〜制裁タッグデュエル 前編〜
[2/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
実力だけなら私が保証します。」
二人は紫苑方を一瞥すると、敵意ある視線をはなってくる。
なるほどな、鮫島の刺客か……。
鮫島の意図を汲み取ると紫苑は誰にも気づかれないように獰猛な笑みを浮かべる。
◆
「まずーわ、遊城 十代と丸藤 翔ペア対迷宮兄弟のデュエルを始めるノーね!」
ウヲォォォォォと観客が一気に沸き立つ。
「デュエルを始める前に簡単〜なルール説明ーをするノーね。ライフは共有で8000。フィールド、墓地も共有で、それぞれのペアは自分のターンを迎える度にペアと入れ替わるノーね。そして、もちろん助言も駄目ナノーネ」
「なぁなぁ、早くやろーぜ!」
「ほう、我々を前にしても臆しないか。その心意気だけは褒めてやろう」
「だが、勝つのは我々」
「「迷宮兄弟だ!」」
「そんなのやってみないとわからないっす!雑魚兄弟!!」
「なんだと??」
「我らが兄弟の絆を侮辱するか?よかろう、消し炭にしてくれようぞ!」
翔の挑戦的な発言にボルテージが上昇する迷宮兄弟。
思惑通りかな?と翠は観客席でニシシと笑っていた。先日十代たちに吹き込んだのはわざと相手を挑発し、冷静なプレイングをさせなくするという戦術。まぁ、それでやられたら元も子もないのだが……。
「デュエルを始める前にルール説明をするノーね。ルールはタッグフォースルール。そして、互いの場と墓地とライフは共有。ライフにいたっては8000なノーね。それでーは、両者準備はオーケーなのーね?」
「「「「デュエル!!」」」」
十代&翔VS迷宮兄弟
「まずは僕のターン、ドロー!手札からジャイロイドを守備表示で召喚。カードを一枚伏せてエンドっす。」
翔
LIFE8000
手札4枚
魔法・罠 伏せ一枚
場
【ジャイロイド】☆3 DEF1000
「私のターン、ドロー。地雷蜘蛛を攻撃表示で召喚し、カードを二枚伏せ、ターンエンドだ」
【地雷蜘蛛】☆4 ATK2200
攻撃する際にコイントスを行い、ハズレるとライフを半分失うというデメリットがあるモンスターだが、その攻撃力は2000超えと攻撃しない分にはいい壁になる。
迷宮兄
ライフ8000
手札3枚
魔法・罠伏せ二枚
場
【地雷蜘蛛】☆4 ATK2200
「俺のターン、ドロー!行くぜ俺は手札から【融合】を発動!手札のフェザーマンとバーストレディで融合召喚!現れよ、マイフェイバリットヒーロー!【E・HERO フレイムウィングマン】!」
【E・HERO フレイムウィングマン】☆6 ATK2100
十代得意の融合が早速行われ、召喚されたのは片腕に竜の口を模した砲口が装
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ