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僕の恋物語
僕は…

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「私だって出崎くんのこと…」

「へ………?」

「……出崎くんの…こと………」

先輩は、顔を真っ赤にしていた。 これって…僕の勘違いじゃなければ…そうですよね。

「せん…ぱい?」

「…す…好き…だから。」 先輩とは思えないほどの顔つきをして僕にむかって 「好き」 と伝えてきた。

「……ぼ、僕もですよ。 先輩」

「それは…ほんと…ね…? 嘘じゃないわね…?」

「も、もちろん! 僕は…あなたがずっと好きでした。」

「出崎……くん…」

「桜先輩…」

二人で見つめあってだんだんと近づいていき。 唇がくっつきそうになるほどちかづいたとき。

「うにゃー!! だぁめぇ! 桜ちゃんとちゅーするのは私なんだからぁー!」

と。乱入者当時。

「うわ!」 「ひゃぁ!」 二人とも同時に離れる。

「あぁー もう何してるんですかぁ…もう少しだったのにぃ…」

「桜ちゃんとちゅーするのは…私なんだもん…」

「し、師匠??」 「は、葉月さん…」

「桜ちゃんは私のっ」

「はいはい。 そういうのいいですからっ 出ますよ葉月さんっ」

凛が葉月さんをひきづりながら部屋から追い出してくれる。 というかいつの間に仲良くなったんだ…。

「「…………」」 しばしの沈黙。先に口を開いたのは先輩だった。

「ま、全く、困った師匠ね…」

「そ、そうですね…あ、あはは…」

「「………」」 またまたしばしの沈黙。今度は僕が先に口を開いた。

「先輩。」

「な、なにかしら。出崎君」

「もう一度いいます。 僕は桜さん、いえ、サクラ・カブヘルカさん。あなたが好きです。ずっと…ずっと好きでした。見た瞬間、一目惚れしてました。 」

「あなたの視線には気づいていたわ。 私もね…? あなたに一目惚れだったの。」

「えぇ?? ぼ、僕にですか? 」

「えぇ、私のストライクゾーン、どストライクだったの。」

「て、照れますね、あはは…」

「…私と…つきあ…」

「せ、先輩。 それは僕が言います。」

「あっ…うん そうね。 お願い。」

「すぅ…はぁ…先輩。」

「サクラ…でいいわ。 出崎君」

「さ…サクラ…僕と付き合ってください。 お願いします。」 僕は照れずに、いや内心照れてますが。できるだけ真顔てわ先輩 、いや サクラに告白した。

「えぇ。 私でよければ、よろしくね。 葉君。」



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