暁 〜小説投稿サイト〜
娘は一歩先を見る。
クズ男注意報
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まずは、この男のクズッぷりをおみせしよう。
そんなのいいから幼女だせや!って人は、次回にご期待下さい。

この少年は、週一で通っている塾へ今日も来ていた。

「ここの単語はスペルを良く間違えるから、気を付けてね」
スーツを着た若い女性。塾の先生だろう
胸が大きく、黒のタイツを履いている
金髪のロング、フレームの細いメガネ掛けている

「あっ先生、そう言えば俺のシャーペン知りません?透明と黒の????」
身長は平均位、学校の制服を着ている少年。
無造作に伸ばされた茶髪、ぱっと見では女性と見間違えそうな髪の長さである

「えぇー!あれ隼人君のだったの〜!」
口を抑えて驚いているが、喋るペースはが遅すぎて全く驚いている様には見えない

「何かあったんですか?」
と、先生に問う

「あれ、あなたのって知らないで貸しちゃったわ!はぅぅ〜、どうしましょ〜」

先生が少し慌てている

「?貸しちゃった事に何か問題でも?」
常人ならそう考えるのが普通だと思うが???

「その子、貸したもの返さないのよ〜、この前も傘を貸したら傘位で何だよ!って言われちゃって〜」

笑顔で話ているが、簡単に言っちゃうと『あんたのシャーペン二度とかえって来ませんよ』って事だよな
ちょっと愛着沸いてたのに????!クソ!むしゃくしゃする!ソイツからシャーペン奪還しよっと

「先生、ソイツまだ残ってる?」
俺は席を立ち、先生から借りた鉛筆を置いた。

「えっ?た、確かまだお迎えを待ってる筈だけど?????」

「そうっすか」
俺は玄関近くまで歩いていった。
お迎えと言うことと、今現在の時刻を考えると小学????6年生位かな?
塾へきているのに、先生へ反抗、人の物を盗る、
これは噂なのだが、先生への陰口などの行為から察するに、悪ぶってる痛い子って所だな

玄関の近くには、絵本入っている本棚や、パズル、色々なものが置いてある。
椅子とテーブルも有るのだが、椅子2つを占領している座りかたが悪いのか、良いのか
中途半端な座り方をしている女の子がいた。

結愛(ゆあ)ちゃん、さっきシャーペン借りたでしょ?あれこのお兄ちゃんの物なのよ
返して上げて?」
先生が女の子に話しかける

「っせーな!借りてねーし!」
何故か語尾を強調して言ってくる

「嘘はダメよ?返しなさい?」

「借りてねーっていってんじゃんよ!」

「う、そ???えっと、その〜」
先生は今ので論破されたらしい。
見てらんないぞ

「借りてないって証拠は有るのかな?」

その子の身長に目線を合わせて話しかける

「しょうこなんてねーよ、借りてねーんだから」
バカだな、この雌
小学生との会話めんどくせーな


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