暁 〜小説投稿サイト〜
とある3人のデート・ア・ライブ
第五章 楽園
第11話 3人でデート
[2/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
ったら鍵を掛ける時か服を着替える時。でも凜袮は制服に着替えてからこっちに来たからその線はない……と、なると考えられるのはポケットに入れてて邪魔な時だけど……)」

上条はある結論に至った。

上条「トイレの中じゃないのか?」

凜袮「え?………あ!」

凜袮はある場所へと駆け出した。

士道「え?凜袮?」

しばらくして凜袮が戻ってきた。

凜袮「はぁ……はぁ……あったよ士道!お手洗いの中に置いてあった!」

士道「おお!よく分かったな上条!」

上条「いや〜昔の経験が役に立ちましたよ〜」

その昔の経験とやらがとてつもなく気になるが、聞かないでおこう。多分不幸な出来事っぽいから。

上条「それじゃ、学校に行くとしますか」


ーーーー
ーーー
ーー



士道「ふー、学校に到着っと」

凜袮「もう……士道ったら……」

士道「ハハハ……」

上条「(こいつら、何イチャついてんだよ……)」

殿町「よっ。朝から一緒に登校とは見せつけてくれるな。……クソッ……なんで五河と上条だけ……」

教室に着くなり殿町の愚痴を聞いたりしたが、それはあっさりスルーする。

さあ、もうすぐホームルームだ。


ーーーー
ーーー
ーー



さあ、朝の眠たい授業も乗り切ったし、やっと昼だ。

十香「し、シドー!」

妙にそわそわしている十香が士道に話かけた。

士道「よう十香。お前ずっと授業中寝てただろ」

十香「う、うむ!そ、それでだなシドー……ん?それは何だ?」

士道「へ?あぁ、これか。今日凜袮が作ってくれたんだ」

そう士道が言った瞬間、

十香「そ、そうか……」

とても悲しげな表情をした。それに気づかない士道は、

士道「で?何の用だったんだ?何か言いかけてただろ?」

十香「何でもない……何でもないのだ!!」

十香を怒らせてしまったようだ。そのまま十香はどこかへ行ってしまった。



その過程を全て見ていた上条は、

上条「(デジャヴだ……)」

数日前の凜袮のことを思い出した。すっかり立場が逆になってる。

さて、十香を慰めに行きますか。



ーーーー
ーーー
ーー



学校に通達。ASTより。



現在、天宮駐屯地の観測機がうまく作動していない模様。原因は不明。



空間震が発生した場合、警報が遅れる、または鳴らない場合があるため、少しでも異変を感知したらすぐにシェルターに自主的に避難するように。


以上。







上条「(フラクシナスだけでなく、ASTも機能不全か……)」

ホームルームの時間に聞かされた話は
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ