プロローグ
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が新しい息子ね。今回は随分と幼いのね。ふふっ、苦しい?でも我慢しなさい、その痛みはあなたを最強の高みへと導く代償よ。甘んじて受けるといいわ!」
その声はとても可憐であった。そして、頭を撫でられているような感覚があった。いや、実際に撫でられていたんだろう
「さあ皆様、祝福と憎悪をこの子に与えて頂戴!六人目の神殺し―――最も幼き魔王となる運命を得たこの子に、聖なる言霊を捧げて頂戴!」
「ふはははっ、少し癪ではあるがよかろう。朝霧悠斗よ、神殺しの王として新生を遂げる小僧に祝福を与えてやろう!小僧は我―――英雄王ギルガメシュの権能を簒奪せし最初の神殺しだ!これから先何があろうと我以外の者に敗北することは許さん!再び戦うまで、何人にも負けぬ王であれ!そして誇るがいい!王たる我を倒したことを!」
この日を堺に俺、朝霧悠斗は世界で六人目の魔王、カンピオーネとなったのであった。
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