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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
五話 そうだ、塾に行こう。
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気??

「あー、そのパンフは要らないんで。あと、ますみんって、意外と有名人?」

「そうですよ、真澄さんは融合召喚コースの主席で、北斗さんはエクシーズ召喚コース、刃さんはシンクロ召喚コースそれぞれの主席なんです。」

ちらりとネオ沢渡さんを見ると苦笑いを浮かべ、

「こちらの沢渡さんも総合コースの上位者なんです。」

「主席じゃないのね……」

ポツリと呟くがはっきり聞こえていたらしくネオ沢渡さんから敵意ある視線を向けられる。

「元ね、元。沢渡は遊勝塾の遊矢に強盗や恐喝紛いのことした挙句、負けて降ろされたのよ。」

なーる。そりゃおおきに……。

「そうだ、折角だからデュエルしていきなさいよ。私が勝ったらますみんってもう呼ばないでよ!」

「まあ、いいけど……そんなにあだ名嫌なの?」

「もちろん。それにあなたとは一度もデュエルしたことないから一度戦っておきたかったのよ。」

何だろう、ますみんの目が獲物を狩る狩猟者のソレなんだが……

「おい、待てよ。こいつは俺がやる。さりげなくバカにしてくれたからな。しっかりと俺の「煩い沢渡の癖に」……最後まで喋らせんかい??」

沢渡の台詞の途中にますみんの妨害が……。ていうか、バカにした覚えはない

「仲良いね……」

「「誰が!!」」

おうふ、二人息ぴったりだよ。これで仲が良くないとかどう信じれば?

「じゃあさ、徹がやってもらったら?あんた、シンクロとか、エクシーズとか使わないからデッキのコンセプト的にはいいんじゃない?」

エーと明らかに嫌な顔をする。

「まぁ、いいじゃん。ネオ?沢渡さんもいいですよね。ん?OK?ありがと。んじゃ、ケッテー。さっさとやろう今すぐやろう。」

「お、おいちょっと待ちたまえ!こらぁ!話を聞けぇぇ!」

沢渡と徹の背中を押して、強制的にデュエルフィールドへと向かう。

「そっち、出口よ……」

「おうふ……もっと早く言ってよ」

◆◇◆

「おうおうおう、いいところ使ってんじゃんかよ〜!!」

デュエルフィールドに着くや否ややさぐれる私。理由はいわずもなが、出鼻を挫かれたせい……

え、自分のせいだろ?知らないな〜。こーゆー時はデュエルをして、スカッとするべきだね!

「というわけで、デュエル!」

「なんかわからないけど、やる気みたいね。優希のデッキがどんなのか楽しみだわ。そして、勝って、ますみんなんて呼ばせない!!」

「「デュエル」」


優希:4000 真澄:4000

私のデュエルディスクに先行の二文字が記される。

「私の先行だね。手札から【E・エマジェンシーコール】発動。デッキからE・HERO一体を手札に加える。私は【E・HER
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