第38話 宝探し(中編)
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観客は唖然としている。カリーヌはルイズと夢を相手に魔法負荷装置を付けて相手していたのだ。
一行は魔法模擬戦を終えて母屋に戻る。
Sideout
休憩を挟んで昼食を食べる。一息ついたところで宝探しの再開である。
Side ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
「でこれからどうするの?」
「お義兄様の裏庭から自然公園へ繋がっているの。そこに喋ることが出来る小さな獣がいるの。小さな獣に道を尋ねよってカードに書かれていたのよね。多分間違いないわ。」
キュルケの問いにルイズが答えた。
「それじゃ出発ね。」
夢が先導して一行は自然公園に向かった。
歩いて30分小さな森が見えて来た。
「この辺は自然公園の入り口なの。小動物しかいないわ。一般に公開されている、遊歩道はドームで囲ってあるの。人間がドーム内を歩くのそれでも4時間ぐらいかな?休日は街の人達の憩いの場になっているわ。自然公園に直接入れるのは、伯爵家の人と自然公園の管理人ぐらいだわ。」
「へぇ、動物園と逆なのね。」
「動物園って、何ですか?」
「モンモランシーは動物園行った事がないの、トリスタニアにもあるけど、フォンティーヌ領の動物園はトリステインで一番大きいわ。珍しい動物達が見れるよ。水族館もあるから後で皆んなで行ってみよう。」
キュルケとモンモランシーの会話に、夢が説明した。
「ここよ、ここが彼らの縄張りよ。エコーいたら出て来て頂戴。」
夢が呼びかけるとイタチに似たエコーが何匹か現れる。その内の一匹がカードを加えている。
「やっぱり、お祖父ちゃんがエコーに頼んでいたのね。」
夢は集まったエコー達に、持ってきていた果実の実を配る。
「アリガト、ユメ。」
「こちらこそ、ありがとうなの。」
夢は一匹のエコーからカードを貰った。
そこには "N49.47, E2.27" と書かれていた。
「こらは緯度と経度ね。」
夢は携帯端末の地図で、該当する緯度と経度を調べた。
「やっぱり、正解ね。場所は学術研究都市のお祖父ちゃんの研究所だわ。」
「良し、明日にでも向おう。兄さんにはクルーザーを借りれるよう、頼んで見よう。今日のところは動物園と水族館にでも行こう。」
「賛成!」
司の提案に皆が賛成したところで、移動を開始した。
Sideout
ブリミル暦6242年 アンスールの月 エオローの週 ユルの曜日
皇紀2800年 7月18日 トリステイン王国 フォンティーヌ領 中心街
中心街の外れに動植物園と水族館ある。
Side ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール
大人数なの
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