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Epos57その後のエルトリア/フローリアン家の日々〜Hopeful Days〜
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。言葉にはしないだけで、その想いは変わりません。

「き、きき、貴様、我が闇統べる王として生まれたこと、忘れておるのでないだろうな!?」

「忘れてませんよ? 私の大切なディアーチェで、みんなの大事な王様です♪ だからこの、大好き、は・・・これから何度だって伝えますから?」

「のわぁぁぁぁぁぁ!! 黙れッ、黙れッ! いいや、黙らんで良いわ! 我が闇統べる王の力で、二度と貴様が軽口を叩けぬようにしてくれるッ!」

「負けませんよ! この想いを伝えるためにディアーチェに勝つ必要があるならッ!」

「だからやめよ、と言うにッ!」

そんなこんなで始まった王様とユーリの戦闘訓練? 王様が割と本気でユーリを墜とそうとしているようですが、ユーリの魔力出力のおかげもあって次第に押され始めてしまう王様。

「ディアーチェのハート、撃ち抜いちゃいます?」

「ええい! 恥ずかしいことを、臆面なくベラベラと並べおって!」

「ホント仲が良いわよねぇ、あの2人」

キリエに「親子というか、姉妹というか」私もそう同意する。あの2人の中の良さは特にすごいですから。

「闇統べる王と、紫天の盟主。あの2人が強く結びついてくれているのは、我々にとっても大変喜ばしいことです」

「ボクもー♪ 2人が仲良しだとうれしー!」

「ですわね。ですがあまりに仲が良すぎて、嫉妬してしまいそうですわ」

「アイルの嫉妬は面倒でありますよー。陛下は大変でありま――いひゃい!? いひゃいでありまひゅ、アイルぅ〜!」

そうして王様とユーリの戦闘訓練は、「馬鹿なぁぁぁぁ!」ユーリに軍配が上がることに。これからも王様は、ユーリから愛の告白を受け続けることになりました。ごちそうさまです。

「さてと。ユーリ、順番的に私が最後となります! これが終わったらご飯にしましょう!」

「はいっ!」

負けたことに納得がいかないみたいの王様と代わるように、私はユーリの前に立つ。と、「アミタにも、改めてお礼を言わせてください」まさか私にもお礼が言いたいなんて思いもしませんでした。けど、「はい」聴く姿勢を取る。

「アミタとキリエがあの時代――最後の夜天の主の居る時代へ訪れてくれたこと・・・えっと、なんと表現をすれば良いのでしょうか・・・?」

「あなたの思うままに、話してください」

「あ、はい。・・・アミタとキリエ、2人があの時代に来なければ、私はハヤテ達みなさんと戦って朽ち果てていたかもしれません。もしくは、力の限り暴走と破壊を続けていたかもしれません。もちろん、ディアーチェ達もなんとかしてくれようとしてくれたとは思いますけど・・・」

「・・・それで間違いないですよ、ユーリ。私たちは別に、何も出来たわけではありませんから。時の旅
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