暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos56輝ける希望を手に/明日への旅立ち〜End of Destiny~
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や。そうや、血の繋がりなんかなくても、絆が繋がってればそれが家族や。さっきまで在った不安は綺麗に消えた。見ればなのはちゃんの顔からも不安が消えてた。この件に関しては、また後でルシル君たちに聞いてみよう。
改めてわたしらもレクリエーションルームへ向かう。そんでレクリエーションルームに入ると、出入り口から一番遠い一画にはすでに未来組の高町ヴィヴィオちゃん、ハイディ・アインハルト・ストラトス・イングヴァルトちゃん、トーマ・アヴェニール君、リリィ・シュトロゼックさん。
そんでヴィヴィオちゃんとアインハルトちゃんのデバイス、“クリス”と“ティオ”、トーマ君とリリィさんの間に浮かぶ“銀十字の書”が居った。そやけど、ルシル君とシャルちゃんの姿がなかった。どこ行ったんやろ。

「くはぁ・・・、ちゃんと休んだのにまだ体のあちこちが悲鳴を上げてる・・・」

「あぅぅ、張り切って、頑張った分、その反動がキツイぃ〜〜」

「ですね・・・。ティオ、クリスさん、大丈夫ですか・・・?」

トーマ君はソファの背もたれに体重を預けて、ヴィヴィオちゃんはテーブルに突っ伏して、アインハルトちゃんは、両手の平に乗せたぐったりとしてる“ティオ”や、テーブルの上に寝そべってる“クリス”を気遣ってる。

「はぅぅ・・・。しっかり、トーマ・・・って、そういう私もすでにくらくらで限界だったり・・・。銀十字、周辺魔力吸収モード。回復促進」

≪回復促進開始≫

リリィさんがそう指示を出すと、“銀十字の書”はそう答えた。そんなことも出来るんやな。そんな未来組の子らを見たヴィータが「なんだ、割と未熟者が多いな、未来組は。特にトーマは、あたしの弟子なんだろ? しっかりしろよ、未来のあたし」って、トーマ君や未来の自分に注意。

「まあでも、あの子たちのおかげで助かったところもあるし」

「うん。ヴィヴィオとアインハルトは魔法を扱えても一般人らしいしさ」

「そこのところは大目に見てやったら?」

「そうやなぁ。ユーリと最後まで戦いきったところはホンマにすごいよ」

なのはちゃん、フェイトちゃん、アリサちゃん、そんでわたしと未来組の子らの健闘を称える。と、「あー! ちっちゃいママだー♪」ヴィヴィオちゃんがわたしらに、とゆうかなのはちゃんに気付いて満面の笑顔で大手を振った。すると「はぁーい♪」なのはちゃんも満面笑顔で手を振り返した。

「あまり接触してはいけなかったのではないか?」

リインフォースがそう言うてアミタさんとキリエさんを見たら、「ええ、まぁ」アミタさんが困惑して、「そうなんだけどね〜」キリエさんは肩をすくめた。で、「あぅ、ごめんなさい。で、でも、やっぱり無視とか出来ないんですよぉ〜」なのはちゃんは、申し訳なさそうにそう言うた。逆はどうやろ。試しにわ
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