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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos56輝ける希望を手に/明日への旅立ち〜End of Destiny~
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子供。となれば、主はやてとなのはは、13歳の頃に2人を生んでいる計算になる。普通に考えれば、それはあまりにも早すぎる。まだ成熟しきっていない体だ。それで出産を行えるとは思えなかった・・・」
リインフォースがポツリと漏らす。シグナムとヴィータもザフィーラも、ホンマはそのことにはついて気が付いてたみたいで浅く俯いた。
「フォルセティを引き取ったのがはやてたち八神家だった。だから八神フォルセティ。もし、わたし――フライハイト家が引き取っていれば、フォルセティ・フライハイトになってたかもしれない」
「シュテルンベルク家に引き取られる可能性もあっただろうけどな。どっちかと言うと、その方が自然だ。フォルセティ・フォン・シュテルンベルク・・・」
「そう。つまりわたしはまだ負けてないってこと!」
「・・・フォルセティ・フライハイト、か。・・・言い難いな。まだ八神フォルセティの方が言い易い」
「そこで決めないでよっ!」
あくまで静かに受け応えるルシル君と、感情のままに声を張り上げるシャルちゃん。と、「はい、この話はここまで。くれぐれもはやて達に話さないようにな。ヴィヴィオとアインハルトを見る限り、高町家も八神家も家庭円満らしい。この話は邪魔になる。プロジェクトFについてはフェイトとアリシアに不安を与える」話を切り上げようとするルシル君。
「判ってる・・・ふふ」
「・・・絶対に解ってないな、君は。未来を書き換えるような真似だけはするな」
2人の声が遠ざかってくのが判って、「はぁ」無意識に止めてた息を吐いた。盗み聞きしてもうたってゆう罪悪感と、わたしらのことを気遣ってくれたルシル君への感謝、いろいろな感情が胸の内に渦巻いてる。
「そっか・・・。ヴィヴィオちゃんとフォルセティ君は、私とはやてちゃんの本当の子供じゃないんだね・・・」
「で、でもさ! ルシルも言ってたけど、ヴィヴィオの様子からして仲が良いって感じだったじゃない!」
「フォルセティ君は、どうなんやろ・・・?」
「き、きっとヴィヴィオちゃんのように明るくて元気な子だよ! 幼馴染で、同じ学校に通ってるみたいだし!」
落ち込むわたしとなのはちゃんを慰めてくれるのはアリサちゃんとすずかちゃん。と、「家族とは、なんでしょう?」アミタさんが人差し指1本立てて、そう問題を出した。いきなりのことにわたしらはみんなして小首を傾げる。
「家族に必要なのは血の繋がりだけですか? 私とキリエは、人間の博士に造ってもらったギアーズですけど、私たちは博士と家族ですよ?」
「そうね。博士とお姉ちゃんとわたしで、フローリアン家。そのことについてだけは絶対に誰にも否定させないわ」
わたしはリインフォース達を見た。血の繋がりやないけど、わたしらは家族
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