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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos56輝ける希望を手に/明日への旅立ち〜End of Destiny~
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リィさんは16年後、ヴィヴィオちゃんとアインハルトちゃんは13年後の未来からって話やし、わたしやすずかちゃんだけやなくて、なのはちゃん達もきっと大出世してるやろなぁ。その頃はやっぱりみんな別々の道を歩んでるんやろうか。そう思うと寂しいな。
「こうなると、あたしも将来の自分の階級とか役職とか知りたくなってくるわね。訊いてみようかしら」
「ダ〜メ〜よ?」
背後から聞こえてきた陽気な声。振り返ってみるとそこには「アミタさん、キリエさん!」の2人が居った。
――どうぞ、アミタ、と呼んでください。親しい人にはそう呼ばれるんです。皆さんとは共に危機を乗り越えた友人ですから、ぜひともそう呼んでほしいんです!――
数時間前の戦闘後、アミティエさん、ってわたしらが呼ぶと、アミタさん直々にそう呼んでほしいってことで、わたしらは親愛を籠めて、アミタさん、って呼ぶことにした。
「ダメよ〜、アリサちゃん♪ あんまり未来のことを聴かない方が良いわよん♪」
「はい。小さなキッカケが後に大きな問題になるかもしれませんから」
「はーい」
アリサちゃんが残念がって返事をすると「よしよし、良い子良い子♪」キリエさんがアリサちゃんの頭をなでなで。アリサちゃんは「うぅ〜」抵抗もせずに受け入れた。大所帯になったわたしらは通路を進んで、レクリエーションルームに向かうことにした。そこが一応の集合場所やからな。
その道中で、「――あぁ、やっぱ納得いかな〜い」シャルちゃんの不満そうな声が、次の角の奥から聞こえてきた。遅れて「君なぁ。いい加減諦めたらどうだ?」ルシル君の軽い叱責が含まれた声が聞こえてきた。2人ももう起きてたんやな。
「だってさぁ〜。もしかすると、あなたとはやてじゃなくて、わたしとあなた、ってこともありえるんでしょ?」
(わたしに関係あること?)
わたしの名前が出されたことで、リインフォースに車椅子の速度を落としてもらう。と、みんなもわたしに続いて遅足。唯一「どうしたの〜ん?」キリエさんがそのままの速さで行こうとしたら、「待ちなさい、キリエ」ってアミタさんがキリエさんの襟首を掴んで止めた。
「だがそうはならなかった。それで終わりだ」
「だから、それが納得いかないっていうか悔しいの。八神フォルセティ。ルシルの推測通りなら、その子もヴィヴィオも、プロジェクトFの遺児。・・・で、ルシル、あなたは別として、はやてとフォルセティには血の繋がりが無い」
アミタさんとキリエさんを除くわたしらは一斉に息を呑んだ。特にフェイトちゃんとアリシアちゃんの顔色があんまり良うないし、なのはちゃんも俯いた。そうゆうわたしも、ルシル君と結ばれたんやないってことを知ってちょうショックを受けた。
「やはり、か。23歳の頃に居る10歳の
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