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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第2巻
神話通りの巨人と魔物×ブリューヌ内部へ進軍
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リッツもオルミュッツも関係なく常闇の夜の状態ではあったが、天空神が雪を降らせないようにしてくれた。その間にゼットンは宙に浮かび橋があったところまで上昇してから、俺がいる所に下を向いた。さっさとあの状態で勝負したがっている様子だった。残りは戦姫であるエレンとミラだった。

「何をしている、お前ら二人もさっさと逃げろ!」

「逃げてどうすると言うのよ、ここは三人合せて」

「無理だな、大きさが違いすぎる。俺も準備しないといけないのでな。ティッタ!」

大声で叫ぶといつの間にかIS部隊がゼットンを囲んでいた。城砦の中だと動けないのか、動かずに様子を見ていたゼットン。そして降りてきたのはティッタと桜花だった。

「お呼びにより参上致しました、隊長」

「この二人を頼んだぞ!・・・・来い!黒鐵!」

俺は叫んだ後に消滅したと思ったエレンとミラだったが、ティッタと桜花の手により強制的に真上上空まで外に出た。

『闇より暗き深淵より出でし―其は、科学の光が落とす影!』

真下から俺の声が聞こえたのか、安心するエレンとミラだったが途中から機械のような変な声が聞こえるとそこには見た事のない人型が現れた。山道にいたライトメリッツ軍も合流したプトレマイオス神国の部隊により、城砦から離れろという命令で両軍の戦いは中断となり表から逃げるオルミュッツ兵を誘導しながらライトメリッツ軍もタトラ山からブルコリネ平原まで戻ってきた。

「あれは一体何なの?」

「あの巨人はどこかで・・・・思い出した。確か始祖の時に出てくる光と闇を持つ巨人と闇のみを持つ魔物と戦う神話があったわ」

「何だそれは?私が聞いた話では始祖の時に赤い鎧を着た者が神国を攻めてくる者達を滅ぼしたというあれか?」

「いいえ、それよりももっと昔にあった神話だわ。曾祖母様に聞いた事があるの、かつてこの地が出来た時に光と闇を持つ巨人と闇のみを持つ魔物がいた、勝敗は巨人が勝った後に巨人は人の身長までになってから人間が生まれた。人間を創った者をこう言った、創造神黒鐵様とね」

エレンは驚愕していたが、ミラも自分が言った事でやっと理解したのだった。今まで全身金色の創造神様とティグルが同一人物だと言う事を、そしてそれを確認するためにISを展開していて自分らを運んでいる者であるティッタに言った。

「ねえ、創造神黒鐵様の正体はもしかしてティグルなの?」

「そうです。ですが、これは秘匿情報となりますので他人には言わない事をお約束してください」

「まさかあれがティグルの正体だとでも言うのか!?」

と上空ではそんな事を言っていたが、俺は本来の姿に戻ってからゼットンを狭い城砦を破壊しながら、空へ上がりブルコリネ平原に向かった俺とゼットン。そこには避難したライトメリッツ軍
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