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【艦これ】艦これ軽音隊!あたしらの音を聞けぇぇえッ!
艦これ軽音隊!あたしらの音を聞けぇぇえッ!
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そして凄まじいまでの勢いで龍田を睨みつける。
「だって天龍ちゃん、間違ったことを平気で言うんだもぉん。だから正しい捕捉を付け足してあげてるんじゃない」
「あーあーあーあーあーッ! どうせ俺の言ってることは間違ってるよぉッ! 間違いだらけだよぉッ! 間違いまくりの間違いキングだよぉッ!」
「天龍ちゃんは女の子だから、間違いキングじゃなくて間違いクイーンだよぉ?」
「んぐぅぁぁぁぁぁああああああああああああああああああッ!!!」
天龍は龍田の正しいすぎるツッコミに完全にキレてしまった。
ブチギレた天龍は、恐ろしいほどの速さでギターを弾き鳴らす。
もはや弦を弾いているピックと指が見えないほどの速さで、弦を弾きまくる。
「んふふふふふッ、わたしだって負けないよぉ」
龍田は天龍の神速度な速弾きに合わせて、ベースの弦を超高速で弾く。
凄まじい速さで弦を弾いているせいで、龍田の指には残像が生じてしまっている。
そのせいで、むしろゆっくり動いているように見えてしまっている。
「やるじゃねぇかよ、俺についてくるなんてよぉ」
「うふふふふ、姉妹艦は伊達じゃないのよぉ」
ふたりのセッションはどこまでも加速していき、まるで人工的に加工した音のような、人が奏でていると考えられないほどの連続音になっている。
このままでは人の耳には聞こえない超音波になってしまうかもしれない。
「本当に仲のいい姉妹ね。天龍ちゃんと龍田ちゃん」
「そうですね、愛宕さんと高雄さん姉妹とは違ったタイプの仲のよさですね」
榛名はいそいそとキーボードや琴、その他の様々な楽器や機材をセッティングしている。
実はここにある楽器や機材は、すべて榛名が設計したものである。
榛名いわく、奏でたい音、演奏したい曲、そういったものを心の中で想い描いているうちに、必要となる楽器の設計図が頭の中に浮かんでくるのだそうだ。
そうやって描かれた設計図は、家具職人に受け渡され、楽器を建造、もとい開発、もとい製作してもらうのである。
そして家具職人さん達は言う、これは神がつくりし設計図だと。
まったくもって無駄がなく、バランスがとれすぎていて怖いくらいだと言う。
もしこの設計図が世に出て広まったら、音楽業界に革命が起こる! と家具職人さんは語る。
そんな神の設計図を元にして作られた楽器や機材は、もはや芸術品ともいえる完成度で、究極かつ至高の名器である。
値段をつけようにもつけられないほどの価値がある。
だからだろうか、人の限界を超えた演奏をしても、楽器は壊れるどころかビクともしない。
どんなに凄まじい速弾きをされても、ギターとベースは生真面目なほどに正確な音を奏で続けてくれる。
「榛名さん、
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