いざ!帝国学園!前編
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
が吹き飛ぶ。
「円堂!」「キャプテン!」と声を出しながら
皆が円堂に駆け寄る。
「もう無理でやんすよ、大体帝国に勝てるわけがなかったでやんす」
「俺もう怖くて嫌っス……」
「俺は諦めたくない。今のままじゃ円堂に負担がかかっている、俺達もゴールを守って帝国に勝つんだ」
俺はそういうと円堂に「必ず点、決めてやるからな」と言うと
円堂はニカッと笑い、頼むぞと言った。
すると鬼道は周りを見渡し笑う。
「まだ奴は出て来ないか、ならば引きずり出してやるだけだ!貴様ら!奴らを潰せ!」
その言葉のあと、帝国はゴールではなく
俺達を狙い始めた…
鬼道が眼帯の男にボールを回した。
「佐久間まずはDFからだ。その後MF、FW、GKの順に潰せ」
眼帯の男─佐久間は頷くと
風丸、壁山、影野、栗松はシュートの嵐を食らい
グラウンドに倒れた。
「風丸!壁山!影野!栗松!」
と円堂の悲痛の声が響きわたる。
佐久間は寺門にパスを渡すと
半田、少林寺、宍戸、マックスも風丸達と同じように
シュートの嵐を受け倒れた。
俺と染岡は我慢が出来なくなり、寺門にスライディングを仕掛けた
寺門は嘲笑うように鬼道にボールを渡した。
「くそっ…!」俺はそう言葉をこぼすと、
染岡と一緒にもう一度スライディングを仕掛けようとしたが
その前に染岡がシュートを食らい地面に倒れた。
「このやろう……!」と怒りの声をこぼし、鬼道を睨むと
鬼道は再び寺門にボールを渡した。
寺門は俺の前に来ると、
ニヤッと笑いボールをふわっと上げ俺目掛けて蹴った。
「ジャッジスルー!!」
俺は気付くと空中に浮かび、腹に痛みが走っていた。
俺はそのまま地面に叩き付けられ
意識がもうろうとする中、
木の陰にフードの人が見えた気がした。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ