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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第2巻
山頂の道×ミラと遭遇
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て行く事になった。俺同様に雪道を軽い足取りで歩いていたからか、俺の力かラヴィアスがそうしているかは不明ではあった。ただラヴィアスから聞こえた言葉は、主の凍った心を溶かしてくれてありがとう、と聞こえたように聞こえた。

「ここまでのようね、ティグル」

「ああ、ここまで案内してもらった事感謝する。今度会う時は城砦での戦の時に会おうじゃないか、まあ戦姫同士の戦いを邪魔はしない。思い切ってやって来い」

「そうするわ、じゃ、また会いましょう。ヴォルン大公」

「じゃあな、リュドミラ」

崖の上で別れた俺は、そのまま下山して行った。と言ってもここから下山するのは面倒なので、空間から出したスノーモービルを出してからライトメリッツ軍がいる陣地まで降りた。夜の内に帰って来て待っていたのはエレンとリムだったが、俺が山頂の道を探索中は変わらず山道を攻め続けたようだ。俺的には予想通り成果を上げられずに済んでいたのか、俺が帰ってくるまでエレンとリムの対立が続いていたらしい。
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