暁 〜小説投稿サイト〜
旧エクリプス(ゼロの使い魔編)
第37話 宝探し(前編)
[1/6]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
ブリミル暦6242年 アンスールの月 ヘイムダルの週 ユルの曜日
皇紀2800年 7月10日 トリステイン王国 トリステイン魔法学院

トリステイン魔法学院は今月半ばから夏休みに入る。原作では二ヶ月半もの長い夏休みであったが、今は教える内容が増え、夏休みは一ヶ月半となっている。その代わり冬の降臨祭と春休みが少し増えている。

Side ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール

昼休み、当然話題は夏休みの計画についてである。

「私はやっぱり正輝(まさき)くんに会いたいわ。」

「「・・「私も!」・・」」

ルイズの意見に皆が賛同する。
正輝は今年生まれたばかりの、カトレアと(あきら)第二子です。

「フォンティーヌ伯爵領に行く事は決定として、祖父からメールが届いている。題名は "宝探し" だ。折角の夏休みだ。態々(わざわざ)、祖父が送って来たのも気になる。宝探しに挑戦するのも、面白いだろう。」

「光輝おじさまからね。きっと凄い宝に違いないわ!」

「面白そう。」

「何を話しているの。私も混ぜなさいよ。」

ルイズ達の話にキュルケが割り込んで来る。

「フォンティーヌ領に行くついでに、宝探しをしようって話だ。キュルケも参加するか?」

(つかさ)がキュルケに簡単に説明する。

「勿論、参加するわ。実家に帰ってもお見合いしろと、五月蝿(うるさ)いからね。」

「何、貴方達。フォンティーヌ領に行くの?私も連れって欲しいの。」

モンモランシーが話に加わった。

「モンモランシーが行くなら、僕も混ぜて欲しいな。」

ギーシュも話に加わる。

「何でモンモランシーがフォンティーヌ領に行きたいの?」

「だってアキラさんは、水メイジの憧れよ。医療関係の魔法の本を沢山執筆しているし、魔法を使わない病気の治療だって詳しいんだもの。トリステイン王家の御殿医の一人でもあるわ。」

そこへシエスタ銀のトレイにケーキ乗せ、配りながらが現れた。

「シエスタ、夏休みの予定入っている。」

「いえ、特には入っていません。実家に帰るだけです。」

「良かったら俺達の宝探しに付き合ってくれ。実家に送ってあげるからついでに竜の羽衣へ案内してくれ。」

「えぇ、喜んで参加します。」

司の誘いにシエスタは返事をする。以前ギーシュに絡まれようとした時に司が庇ってくれたのだ。シエスタにとっては、司は憧れの存在である。
こうして、夏休みの宝探しのメンバーが決まった。
ルイズ、(ゆめ)、タバサ、ジョゼ、キュルケ、モンモランシー、ギーシュ、引率に(つかさ)である。後、それぞれの使い魔達である。

Sideout


ブリミル暦6242年 アンスールの月
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ