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ルドガーinD×D (改)
七話:多分、闘技場だと思う
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い終わった後は男同士の熱い握手を
交わせたので俺は満足だ、うん。拳での語り合いっていうのも中々いいものだな。
何故か黒歌は俺達のそんな様子に頭を抱えて唸っていたが風邪でも引いたのだろうか?
後で栄養の付く物でも作ってやるか。

因みに俺達が戦っている間、黒歌は呆れた様に観戦したり
どこからか持ってきたお菓子を食べたり昼寝をしていたりしていた。
まあ……五時間は流石に戦いすぎたよな。
でもアーサーも美候も中々倒れてくれないんだよな……あいつら頑丈すぎだよな。
まあ、それに俺は勝ったんだけどな!!!

その後、俺と何故か戦っていないのに疲れている黒歌は家に帰った。
結局のところあそこは何だったんだろうな?
まあ、俺の中では既に闘技場として認識されているけどな!!!
間違ってても気にしない、それよりも今日の献立の方がよっぽど大事なんですー。







「普通五時間も戦ったらつかれるんじゃないのかにゃ?」

テキパキと料理の準備をする俺に向かって呆れた様に言ってくる黒歌。
因みに食事には美候とアーサーも呼んである。拳を交わしたらもう友達だからな!!!
それとアーサーは妹も呼んでくるらしい。どういった感じの子なのか少し気になる。
………いや、だから俺はロリコンじゃなくてエルコンだからな。

「まあ、以前はもっと忙しい時もあったからな」
「例えば?」
「朝起きて朝ごはんを作って、(借金返済のためにモンスターと)戦って、戦って、昼ご飯を作ってまた戦って、戦って、晩ごはんを作って戦って、戦って、寝るって感じの一日を送ってたこともあるぞ」
「………ルドガーってもしかして戦闘狂かにゃ?」

いいえ、ただの元高額負債者です。
流石にエルを連れて行くわけにはいかなかったからレイアとかに預けてその間に
ひたすら金稼ぎをしてたなあ………
まあ、どうしても早く金が必要な時だけしかやってないけどな。

流石に毎日は俺でもきつい。そういう時は大体一人でやってたしな。
ごはんも何故か俺が基本的に作ってたからな、ジュードの料理も美味いんだけど
ジュードは忙しかったからな。他のみんなも仕事があったしな。
まあ、絶賛無職状態の俺が作るのが一番合理的だったよな……言ってて悲しくなるな。

「え!?どうしたのにゃ!!?まるで『居候ってニートのことでしょ?』って言われたような顔を急にして!!!??」
「ごめん、黒歌。それ以上言われたら俺は間違いなく泣く」

子供の純粋な言葉って偶に心に深い傷跡を残すことがあるよな?
いやさ、今までずっと見ないようにしてきた事実をエルに突き付けられた時は
そのままふて寝をするところだったからな。
で、でも、就活期間中だったからギリギリ、ニートじゃないよな?

「………
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