第95話 大会に黒と銀が降り立つようです
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より真面目な顔・・・と言うか、若干、恐怖?見たいなものが混じっているような―――
『さ、さーて英雄復活の興奮冷めやらぬ中!なななんと!前大会優勝チームに挑む新規参加者の登場だ!
式典開会式に現れ颯爽と復活を果たし!なんとここに示し合せたかのように!あの、あの英雄達が!
登場だぁぁぁぁああああぁあああああああああああ!!!』
ウォォオオオオオオオオオオオオォォォオオオオオオ!?
司会の悪魔っ子お姉さんがなにやら緊張しつつ、すごい大仰な名乗りを上げる。
開会式・・・そう言えば見てなかったな。あの英雄達って、まさか詠春さんとタカミチがこっちに
来たのかな――と無理矢理思考をそっちに持って行こうとしたけれど、僕も冷や汗が出て来た。
隣を見て見ると、小太郎君もダラダラと冷や汗をかいて僕を見つつ首を横に振る。いや、でも・・・。
『彼女達こそ最強にして最艶・最閻の英雄!伝説に寄り添う黒と銀の翼!!
"黒姫"!ノワール・P・E・織原とぉぉおおお!!"狼幼姫"!アリア・P・W・織原ぁぁああああああ!!』
ゥウぉおおぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
「「……………………………はぁぁぁあぁぁぁああああああああああああああああああああああ!?」」
「はっはっははは………悪夢だろ、こりゃ…………。」
闘技場に入って来た、見慣れた黒い女性と銀色の少女を見た僕と小太郎君は今度こそ壊れ、
千雨さんは目が死んだ。そしてラカンさんは・・・真面目な顔のまま、遠くを見つめていた。
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