第95話 大会に黒と銀が降り立つようです
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上って事はあり得ねぇ。
ま、よっぽどのイレギュラーでもない限りお前が負ける事はねぇ。とっとと優勝して賞金掻っ攫って来い。
これは師匠命令だ。」
「ハイッ、ラカンさん!」
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
そう、ラカンさんにも太鼓判を押して貰ったんだから、大丈夫。
「おいナギ、カゲタロウの試合始まるで。あいつだけは研究しとかな。」
「あ、うん!今行くよ!」
回想に耽っていた所で小太郎君から声が掛り、認識阻害サングラスをかけて客席へのどかさん達も連れて
向かう。着いたと同時にカゲタロウがコロシアムへ姿を現すと、大歓声が巻き起こる。
伊達にタッグマッチを一人で勝ち上がって来ただけあって、人気選手の一人の様だ。
「あ、あのー……あの人が、ナギさんと前に戦ったって言う……?」
「ええ、そうですよ。いやぁ強かったなぁ。」
「つーてもナギさん魔力切れで負けちゃったんでしょ?なーんかスッキリしないねぇ。」
「続けてたら死んでたやろうけどな。」
サラッと小太郎君が流していうけど、実際その通りだ。あの時点で僕に出来る事はもう何もなかった。
だから、カゲタロウさん。あなたとの戦いがきっかけでラカンさんの下で修業して、強くなれた。
感謝すべきなのかもしれません。だから・・・・決勝トーナメントでは本気で行きます!
『さぁここまでタッグ戦を一人で勝ち進み話題を作って来たカゲタロウ選手!予選決勝において遂に新たな
パートナーをエントリー!そのパートナーとは、驚くなかれ!公式の場に姿を現すのは実に十年ぶりに
なります!!』
「え……?」
司会のお姉さんの勿体つけた紹介に、会場はどよめきだす。
まさか、ここでカゲタロウさんに相棒登場とは・・・。でも、これでいい。これで2対2なんだから、
悪いけれど小太郎君には相方の相手をして貰って―――
とそこまで思考した所で、紹介の続きに思考が切られる。
『彼こそは伝説の傭兵剣士!自由を掴んだ最強の奴隷剣闘士!!大戦期平和の立役者、英雄の一人―――』
「「「「…………え?」」」」
『"紅き翼"!!"千の刃"の!!ジャック・ラカァぁーーーーーーン!!!』
ウォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!
それまで上の空だった皆が、一瞬にしてコロシアムに釘付けになり、大歓声が上がる。
でも僕は・・・頭の中が真っ白になった。・・・いや、え?
「何やて!?」
「バ……バカな、ラカンってあのラカン!?ちょっと待て主催者聞いてないぞ!」
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