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ファンタシースターオンライン2 蒼穹の剣士
第二十九話 哀しみの叫び、蒼穹の空に響く
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体の各装甲が展開し、機体の性能を10倍に上げるシステムです」


アルティナ「そ、それって…イノセント・ブルーが血の覚醒をしているみたいな?」


サクヤ「そうなります」





アルティナ「ジル……」




その様子を心配そうに見つめるアルティナであった










ニュー「そ、そんなもん…ただのはったりよ!」






しかし次の瞬間






イノセント・ブルーが消えた




ニュー「え?(ズガァァァァァァン!!!)きゃああああああああああっ!」



なんと一瞬でブラッディ・ルージュの後方へ移動し、右アームを斬り飛ばした




まるで、ナハト流?刹那の様な移動であった





ニュー「ひ…ひぃぃっ…ル…ルージュ?ビット!!!」


恐怖に怯えて、ルージュ?ビットに一斉射撃を命じたニュー


その六本のビームはイノセント・ブルーに当たった……なのだが……装甲に当たる寸前に突然消えた




ニュー「えええっ!?そんな…なんで!?」



もう一度ビットに命令をしたが…動かない…


ニュー「どうしたの…動いて!動いてよぉっ!!!」


どれだけトリガーを押しても動かないビット



ジルベール「行け…」


ジルベールがそう命令すると



なんとルージュ?ビットがブラッディ・ルージュに攻撃を始めたのであった





ニュー「きゃああああああああああっ!なんで!?どうなってるの?あたしがわからないの!?」





ルージュ?ビットは容赦なく持ち主のニューに攻撃を仕掛けている



これはイノセント・ブルーの隠れたシステムの一つ、ビット・ジャマーである


これは敵のビット兵器を無効化にして、さらに自分が使えるようにするというシステムである





ニュー「い、いや…もういやっ!!!」


ニューは全速力でその場から逃げようとするが




後方から極太の赤黒い粒子ビームが放たれ、背部のスラスターがかすって機能停止となってしまい、墜落した


ニュー「がっ!あああっ!!!ぐああああっ!!!」



墜落の衝撃で全身に打撲が出来るニュー




ニュー「がはっ…こ……こんな…(ゴガッ!!!)きゃっ!!」





いつの間にイノセント・ブルーが地上に降り、うつ伏せのブラッディ・ルージュを仰向けにした



そして背部のバックパックから大型実体剣「ランスロット」を抜刀した

その切っ先をブラッディ・ルージュのコックピットに向け、振り
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