第二十九話 哀しみの叫び、蒼穹の空に響く
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よ…」
ジルベール「っ!?」
そこに左アームを失ったニューの駆るブラッディ・ルージュがルージュ?ビットを周りに転回させてジルベールのイノセント・ブルーの正面に来た
ジルベール「なぜ…なんで……なんで避難民を……なんで避難民を殺したんだ!!!」
ジルベールは怒りを含んだ声で、ニューに問い質した
ニュー「意味なんてあるわけないじゃん!あたしのジャマする奴はさぁ…避難民だろうが、老若男女、怪我人だろうと、子供でも殺す!だって…避難民なんてただ逃げ惑うだけのゴミみたいな命じゃん?そんなゴミみたいな命の為に涙流すあんたがおかしいんじゃないの?あははははははははははっ!!!きゃはははははははははははははははははははっ!!!」
ジルベール「……っ!!!」
ジルベールはもう抑えきれなかった
今の彼を支配していたのは哀しみではなく
怒り…
殺す……絶対に殺す……こいつを……殺す…
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
そしてジルベールの怒りが遂に爆発した
ジルベール「命は…」
ジルベールの右頬にナハトの家紋が浮き出て
ジルベール「人の命は…」
彼のからだから赤黒いオーラが涌き出て
ジルベール「ゴミなんかじゃないんだああああああああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」
叫びと共に、ジルベールが血の覚醒となり、それと同時にイノセント・ブルーが赤黒いオーラを纏った
ニュー「な…何…?」
イノセント・ブルーの装甲が次々と展開し、中から赤黒い光を放つフレームが露出し、ツインカメラアイ色が赤黒く光った
まるで、イノセント・ブルーが血の覚醒をしている様であった
そしてイノセント・ブルーのコクピットのコンソールには
『BLOOD TRANSAM OVER BURST』
シャトルの後を追っていたサクヤとアルティナはジルベールのイノセント・ブルーが突然赤黒いオーラを纏うのを見て
アルティナ「ジ、ジル…」
サクヤ「あれは…ブラッドトランザム?オーバーバースト!?」
アルティナ「知ってるの?」
サクヤ「登場者がマスターの時に限ります、マスターが血の覚醒を覚醒した時に機体がその感応波を受けて、機
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