第二十九話 哀しみの叫び、蒼穹の空に響く
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きており、これぞ万事休す
真也「結花理殿!」
真也は自分の回復アイテムを全部結花理に渡した
結花理「真也様!一体何を!?」
真也「早く回復を!そして前線は私一人で請け負うでござる!」
敵を打ち倒し、また打ち倒す繰返しの中結花理に叫ぶ
結花理「いけませんわっ!!私も…」
真也「不馴れな近接戦闘は禁物でござる!ここは私一人で…ぐあっ!」
敵の凶刃が真也の背中を浅く斬った
結花理「真也様!」
真也「もう少しで…避難民を乗せたシャトルが…発進するでござる…結花理殿…心配ご無用…必ず帰るでござるよ…」
結花理「っ…」
結花理は真也の覚悟を感じ取った、真也はまさに背水の陣を仕掛け、決死の防衛戦を引いたのであった
結花理「真也様…どうか…御武運を…」
結花理はそれだけを言い残し、後方へと退いた
真也「これで…俺は……やっと…本気を出せる…」
真也は目を見開き、次第に青白いオーラが纏い始めた
真也「はあああああああああああああああっ!!!」
龍のオーラが真也を包み、青白いオーラが爆発的に放出され、真也の逆刃刀が青白い光を放っていた
それでもなお、敵は迫ってくる…この後…彼らは地獄を見ることになるのを知らずに
真也「緋村真也…ここにあり!!!拙者と生死を決したい物は…」
真也は突っ込んでくる敵集団に向け
真也「おるかああああああああああああああああああああああっ!!!!!!」
叫びと共にありったけの覇気を敵集団にぶつけ、その覇気をまともに受けた敵は気絶や、恐怖のどん底に叩き落とされた
真也は今、かつての人斬り抜刀斎の殺気と覇気を敵にぶつけているのであった
その気迫と殺気が敵の戦意を完全に挫き、逃げるように撤退していった
撤退していく様を見届けた真也は青白いオーラを消滅させ、放っていた覇気と殺気を止めた
真也「結花理殿だけには…こんな姿…見せたくないでござるよ…」
そう言った後、真也の後方から避難民を乗せた輸送機が飛び立ったのであった
真也「後は…頼むでござるよ…ナハト殿」
そう呟き、シェルターに戻る真也であった…
シェルターから遠く離れた所で、ジルベールイノセント・ブルーとニューのブラッディ・ルージュの激しい戦いが繰り広げられていた
ニュー「ちっ…見切られて来たか…」
ジルベールはビットの動きに着いて行けるようにな
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