第2巻
七鎖×リムの治療
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の液体が掌から出てきたのだった。それを見たエレンとリュドミラだったが、リムの顔がいつもの感じにと戻って行く。完全に毒を吸い出して俺の全身を使ってもう片方の掌に毒を集束させて毒の結晶が出来上がった。
「ふう〜、何とかなったか」
「ヴォルン大公・・・・あなたは一体何者なの?私のラヴィアスをまるで自分の武器のように振るっていた」
「そんな事はどうでもいいだろうに、君は自分の国に帰りたまえ。ここにいるとまた狙われるぞ」
そう言った後にリュドミラはエレンに戦姫失格ねと吐き捨てるように言った後に走り去った。とりあえずリムの命は死から免れたから良かったが、毒を完全に吸い出した訳ではないので、エレンを先に行かせてから俺はリムを担いでからバイクに乗った。そのまま運転するのはまずいので、代わりにティアが運転したのでよかったがグレンデルをボールにしまってから発進したので、エレンが到着した後にロドニークに到着した後に俺は医師免許を持っているので俺が治療した。幸い毒は完全に抜けたので、リムに完全に解毒するようにエリクサーを注射として打った。
リムが目を覚ましたのは、暗殺者襲撃から次の日であった。窓から太陽の光が射し込み、鳥の鳴き声が聞こえる。しばらくの間、彼女はぼんやりと天井を眺めていたが、ふと自分のお腹に重みを感じて、そちらに視線を向けた。恐らく監視を込めてなのだろうか赤い竜がいただった。ドライグは彼女が起きたのかを気配で感じてなのか、お腹から近くのテーブルに着地したのだった。
「ようやく起きたか、リム」
「ドライグですか、ここは・・・・」
「安心しろ、ここはロドニークだ。リムは蛇に噛まれた後意識が朦朧としていた、おっと、戦姫さんと相棒が登場するぞ」
そう言ったら扉が開いて、銀色の髪を腰まで伸ばした少女と黒い髪をした大人びた者で白衣を着た医者のように見えた。
「起きたか、リム」
「エレオノーラ様にティグル様ですか」
「あまり無理するな、解毒剤を注射したがもう少し寝ていた方がいい。ドライグ、お疲れさん」
そう言うとドライグは魔法陣で消えて行ったので、リムは身体を起こそうとしたが俺が首を振ったのだった。一応医者は白衣を着ているので、俺の指示で従ったリム。まあ白衣=医者かどうかはこの世界ではどうかと思うが、どうやらこの格好だと医者だと見えるらしい。
「身体の状態を見させてくれ、これでも軍医だから心配はするなよ?」
そう言ってからまずは熱を測るために、耳で計るのでやったら平熱で脈も落ち着いている様子だった。テキパキ動いていたので、本当に軍医だと思えたと言ってたし。あとは身体の中に毒がないかを調べるために翼を展開してから、リムの胸辺りに手をかざしてから、身体全体を調べた。
「毒はもうないから安心だ
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