三十一話:学園での戦闘でござる!!
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在を喜び満面の笑みを浮かべるゼノヴィア殿……
場所が場所で、やっていることがあれなのではたから見ればただの戦闘狂に見えます。
まあ……特に気にしなくてもいいですかね?
それにゼノヴィア殿が来たという事は拙者達の頼れる『騎士』も来たという事です。
「魔剣創造!!!」
「ガウウウウッ!!!??」
ほら、噂をすればというやつです。
魔剣によって串刺しになりゆっくりと光になって消えていくケルベロスの後ろから
出てきた人物は―――
「遅れてすいません、部長、みんな」
「………本当に遅いわよ―――祐斗」
「すみません……」
親方様の言葉に苦笑いを返す祐斗殿……これでグレモリー眷属が揃いましたね。
これで拙者達に怖いものはありません!!!
キッと睨みつける様に先程からこちらを眺めているコカビエルを見上げます。
「ほう……中々やるようだな。少しは楽しめそうだ」
「コカビエル!!あなたの好きなようにはさせないわ!!!」
親方様がありったけの力を込めた魔力弾を放ちます。
あれならコカビエルにも―――
「だが―――所詮は遊びとしてだ」
まるでうるさい虫を払うかのような簡単な仕草だけで跳ね返される親方様の魔力弾。
強い……これが堕天使の幹部の力……拙者達とは格が違うとでも言うのでしょうか?
それでも……負けるわけにはいきません!!!
「すぐに貴様らと遊んでもいいのだが……どうやらバルパーの計画が成功したようだな」
「ふははははは……ついに…ついに成功だ!!!!!」
狂ったような笑いにつられて声のした方を見るとそこには魔法陣から眩い光をあげながら三本のエクスカリバーが輝いていました。
あれは……一体?
「そうだ、一つ面白いことを教えてやろう、あの魔法陣がこの町全体を吹き飛ばすものだ」
邪悪な笑みでそんなことを言い放つコカビエル……あれが……あんなものが
この町の人間を皆殺しにするとものだと言うのですか…!?
「バルパー・ガリレイ…!!お前はまたみんなを殺すのか!!!!!」
怒りの咆哮をあげてバルパー・ガリレイに斬りかかっていく祐斗殿。
しかし、それを遮るように光の大槍が降り注ぎます。
コカビエル!!!
「くっ!!?」
何とか体を逸らして直撃を避ける祐斗殿でしたが、コカビエルの攻撃の起こした
爆風により吹き飛んでしまい、こちらに押し戻されてしまいます。
「祐斗!!大丈夫!!?」
「……僕は大丈夫です、部長。それよりも……っ!!」
吹き飛ばされてもなお、闘志の籠った祐斗殿の目線の先を見てみると
そこには神々しいまでの光を放つ一本の聖剣がありました。
まさかあれは―――
「括目したまえ!!!今ここに新たな―――エ
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