暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
純白の狩人と混沌の滅殺者と乱入する軍人
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
士を持ち、どうにか立ち上がろうとする。
『全く……大した根性だな<迅王牙>モード<銀>』
すると、白銀のジンオウガと化したリンライトは言う。
『悪いが、これで止めーーーーーーー!?』
脚を上げて俺を踏み潰そうとしたとき、天井が粉々に砕け、破片が落ちてくる。
そして、二人の人物が、俺とリンライトの前に降りてきた。
「やー、悪い悪い。臨時の軍会議があってなー」
「えーっと……どういう事?」
最初の声はゼツの声だ。しかし、もう一人の方は認識にない。
「さて……と、お前、ライトか?」
『俺達はリンと来人だ』
「よし分かった、吹っ飛べ♪」
と、言った途端、炎の魔神がゼツの後ろに現れた。
「炎宰相の裂斬剣!!」
そして、炎の魔神は剣を振り下ろすと、リンと来人を分裂させた。
そして、来人を掴むと、笑顔で言う。
「よし、ライト。覚悟は良いか♪」
「悪い、なんのことだ?」
「よし、あくまでシラを切るか。……なら、軍人の俺が直々に稽古をつけてやるよ、地獄の稽古を、な♪」
……何だろう、ゼツの赤い筈の炎がどす黒い。何かされたのだろうか。
すると、私服姿の少女が俺に言う。
「貴方がダーク君?私はリナ。リアルでは中本理奈って言うの。よろしくね?」
「あ、ああ……と言うかゼツ、何であんなに切れてるんだ?」
すると、苦笑してリナが言う。
「ゼツ君、彼に携帯をハッキングされたんだって。で、色々データをいじられたらしくて……」
「ああ、そりゃ……」
自業自得だ、来人の、と言う前に誰かに首根っこを掴まれた。
ギギギ、と音が出そうな具合に首を後ろに向かせると、そこには冷徹な狙撃者としてのシノンが。しかも、左手にはリン。
「……二人とも、今から時間あるよね?なら、射撃訓練手伝ってくれない?」
すると、来人を掴んでいたゼツが反応する。
「おっ、シノン。射撃訓練するなら俺も教えてやるよ。リアルで射撃訓練するのは軍だけだし、火器類なら俺が一番教えられるし」
「そう。なら、申し出を有り難く受け取るわ。名前は?」
「影村隆也。ゲームではゼツって呼ばれてるぜ。どっちの名前でも構わねぇよ?」
「分かった。私はーーーーーー」
「ああ、知ってるから良い。それより早く射撃訓練しようぜ!ウズウズしてるんだよ!!」
「そうね」
すると、二人はズルズルと三人を引きずり、翔夜の家に入っていった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ