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聖魔弾の銃剣龍神皇帝と戦姫
第2巻
攻撃陣営と乗り物説明×テリトアール行軍中
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使った道だ、それを使うと土だったり道が悪い道でも真っ直ぐな道になるのさ」

『なるほど、さすが神国の者ですな』

「だが、ジスタート軍を連れて来なくてもよかったのではないか?我々神国の問題でもあるからさ」

『それはなりませぬ、神国の問題だったとしても我らジスタート軍は神国をお守りする義務がありますから。百騎の半分ですから、これで我慢してくださいニール様』

と俺らは走りながらニール達は運転をしていた。一応道を舗装していないところもあるという事でどんな悪路でも走れる四輪駆動のを変形させたのだった。今俺達はマスハス卿からの紹介状を持ってテリトアールに向かっていた。プトレマイオスとジスタートだけでもいいのだが、ブリューヌ内乱を何とかしたい貴族達もいるはずだからとブリューヌにいる味方を探すべく走っていた。馬より早いバイクと車なので、馬のスピードに合せて行軍していたけど。今頃隊長はジスタート王を打擲しているのかな?と思ったライルだった。

ジスタート王の名前はとても長くて、さすがの俺らでも覚えられないが、ヴィクトール=アルトゥール=ヴォルク=エステス=ツァー=ジスタートだったか。リムやルーリックはこんな長い名をよく覚えていられるなと感心した。ヴィクトールが国王陛下の名前で、アルトゥールは国王陛下の祖父君の名で、ヴォルクは狼のように育って欲しいという願い込めて父親がつけた愛称で、エステスが姓、ツァーは王族のみに許された尊姓だったか。一応ジスタート王国を訪れる際だからと、リムに一応覚えておくようなのを紙に書いて渡された。

もちろん俺らは紙のまま残す訳がないので、手元にある端末に全て入力してからすぐに出てくるようにフォルダ名:ジスタート関連と名付けた。ジスタートは冬になるととても寒いとは聞いているが、マイナス20度になるくらいで凍死者が絶えなかったとか。冬の終わりと春の訪れを祝う祭りは?とたまに聞かれるので、端末ですぐに答えられるように音声で聞かれた言葉をすぐに端末に出せるようにしたので、太陽祭(マースレニッツア)と出てから答えるようにしている。ブリューヌは冬が長いので、もしかしたら見れるかもよ的な感じだった。俺らは休憩無しで行けるが、ジスタート軍は馬なので休ませないといけないので、今は休憩中となった。俺らは特に休憩も必要ないがここにいる兵達を休憩させないといけないので、俺らも量子変換された飲み物を飲んだりしていた。

「すいませんね、我々の休憩のためとはいえ」

「いやいい、我らだけだったら走りっぱなしだったはずだからな。あまり気にしていないよ、ルーリック」

ちなみにルーリックについてはもう呼び捨てで結構ですと言われたから、自然的に呼び捨てとなった。リムはリムだがあちらさんは様付けをしてくるのが、少し違和感を持つが我らの役職は隊長
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