暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epos54-B決戦/永き旅路の終わりへ〜Second Battle〜
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って右手を上げた。

「うん、頼まれた♪」

「ああ、任せてくれ」

わたしに続いてリインフォースもパチン!とルシル君とハイタッチを交わして、そのまま通り過ぎて行く。王さまはルシル君たちと、さっきまでのわたしらと同じように離れたところで待機や。今の王さまはわたしらの誰よりも強いけど、マテリアル全員分の魔力と力は王さまの体に大きな負担を掛けてる。その事もあって長時間の戦闘は出来ひん。

「リインフォース。わたしとリインフォース、これが最後の戦いになるかもしれへん」

「はい。そう・・ですね。ツヴァイ――リインの起動も近いですから、余程の大きな事件が無ければ、私と主はやてがユニゾンして戦うのはこれで最後となるでしょう。ですが憂いはありません。共に戦うことが出来なくなりますが、共に在ることは出来ます。それにリインが私の代わりにあなたを守ってくれる。ですから・・・、最後になりますが、私と共に戦ってくれますか」

リインフォースから差し出された右手。わたしも右手を出して、「もちろんや!」リインフォースの指とわたしの指を絡め合うようにして手を繋ぐ。

「「夜天の祝福を今ここに! ユニゾン・イン!」」

そしてユニゾンする。わたしの内に生まれるリインフォースの鼓動と温かさ。この感じをわたしは絶対に忘れへん。大人になっても、お婆ちゃんになっても、ずっとずっと・・・。

「行こか、リインフォース!」

『はいっ! いつまででも、どこまででも! あなたと共に!』

VS?―?―?―?―?―?―?―?―?
其は暴走からの解放を望む者・砕け得ぬ闇
?―?―?―?―?―?―?―?―?VS

すでに一触即発な雰囲気になってた前線に合流。ヤミちゃんは今すぐにでも襲い掛かって来そうな雰囲気なんやけど、それを必死に抑え込もうとしてるようにも見える。赤い色彩に変わったら戦闘人格ってゆう凶暴性が備わるって話やったんやけど・・・。とにかく。

「レイジングハート、ネーベルベルファー、カートリッジロード!」

「バルディッシュ、ホルニッセ、カートリッジロード・・・!」

「フレイムアイズ、シュメッターリンク、カートリッジロード!」

「クリス、ドーラを起動して!」

「ティオ! グスタフ起動です!」

なのはちゃん達がそれぞれ対U-Dプログラムが搭載されたカートリッジをロード。続けて「インストールプログラム、ヴァッフェントレーガー、ドライブ!」わたしも“夜天の書”に搭載してもらったプログラムを起動。アミティエさんも一対の片刃剣になってる“ヴァリアントザッパー”のグリップをギュッと握り直した。

――フェニックスフェザー――

するとヤミちゃんが問答無用で攻撃をわたしらに仕掛けてきた。魄翼を翼状にしてバサッと羽ばたかせ
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