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願いを叶える者(旧リリカルなのは 願いを叶えし者)
辞めると思った?残念、フェイクだ!
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ないと…!」

あれから依頼者の家を出て橋へと向かった。
しかし、そこで見たものは……つーか霧で見えなかった。

「……吹っ飛ばすか!」

「おう!」

俺達は霧の中へと入り、漸く物事が把握できた。
先ずはカカシ先生。
やはりと言うか、ザブザと戦っており、他の人員に手を貸す暇のない状況。
そして自惚れ君。
鏡のような物に囲まれ、出るにも出れない状況。しかも傷だらけ。
そして糞ピンク。
今回の依頼者であるタズナ?を守る形で直立不動。
お前ぶっ飛ばすぞ?

「ナルト、お前はあのお面に石投げろ。
俺はド派手に登場する術を使う」

「いょしきたぁ!」

ナルトは躊躇せずにお面の男に向かって石を投げた。
その石は直後にお面にぶち当たり、お面の気を削いだ。
そしてーーーー。

「風遁、爆炎風!」

ボボボボボボボボボン!

辺りに小規模な爆発がおき、霧を薄くした。

「…来たか」

「あぁ?」

「くっそ…」

「……誰?」

各々が反応を示す。

「あの世この世に悪が栄えた例無し!」

「木の葉の里の最強忍者!」

「赤志ユウジとうずまきナルト」

「「ここに見参!」」

……決まった!

「よし、ナルトはあれの救出及び戦闘。
俺は先生の方にまわる」

「オッス!」

その指示1つで理解するところ、やはり素直だねぇ。

ナルトは飛び出し、一瞬にして自惚れの所にたどり着いた。

……さて、彼処はナルトに任せておいて大丈夫だろ。

「さて……」

「ガキィ…テメェは帰ったと聞いてたんだがなぁ…」

「もう一度焦がしてやるよ」

俺はカカシの隣に立ち、ザブザの正面で身構えた。
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